いつもアフリカ支援アサンテ ナゴヤにご支援・ご協力いただきありがとうございます。
私達が2009年から活動しているゲム・イースト村は、ケニアの首都ナイロビから600km程離れた、ビクトリア湖に近い農村で、村には水道も電気も交通機関もなく、医療にも恵まれていない地域です。この地域はHIV陽性率も国内の他の地域と比べて著しく高いのです。私達はナイロビからチャーターしたバスで7時間ほど揺られて一日がかりで現地に着きます。

その村に昨年3月、皆様のご支援により念願のコミュニティセンターが完成しました。昨年9月の医療活動はコミュニティセンターでの活動となり、これまでのテントでの活動とは違い、全体的にスムーズに進行し、患者数・HIV抗体検査・マラリア検査数はこれまでの最高数に到達しました。そして何よりも、日本から参加してくださった方々が大きな体調不良を患うこともなく活動を遂行できたのは、コミュニティセンターに負うところが大きかったのではないかと思います。私達は熱中症から解放されたのです。

村の医療や完成したコミュニティセンターの運営における今後の課題は、ケニア政府から公的な認可を得て、センターをヘルスセンターという医療機関に昇格させることです。そのことによって、センターで村の人たちに医療を提供できるようになるからです。そのための条件はセンターにクリーンな水と電気を導入することです。

私達は昨年末から本年の春にかけて、クリーンな水を供給する井戸掘削事業を遂行するための募金活動をしました。今回も多くの皆様のご協力により沢山の募金を賜り、現地で6月末から始めた井戸掘削によりクリーンな水を掘り当てることができました。今後はタンクの設置・電気導入・ポンプの設置と進んでいく予定です。今年の医療キャンプではクリーンな水の恩恵を受けることでしょう。

クリーンな水の供給は、私達が2009年に初めて現地を訪れた時から現地の人達が渇望されていたことです。クリーンな水があれば現地の公衆衛生面での環境は一変することと思います。感染症から救われる人々も沢山いることでしょう。

私達はこれからも現地のNGO団体・ルーネルドと連携して、このヘルスセンターが一日も早く起動し、現地の人々の健康向上に役立つことを願っています。
当NPOの活動に関しましては、ホームページ(URL:http://asante-nagoya.com)を是非ご覧ください。

今後とも当NPOにご理解・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

コミュニティセンターを背にスタッフ集合 2014.9

コミュニティセンターを背にスタッフ集合 2014.9

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