鍼灸・AOIブログ
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2014年5月の一覧

規則正しい生活が、快眠をリード(Ⅰ)

皆さん、良い睡眠とれてますか?

ストレスや不規則な夜型生活が続くと、睡眠の時間も質も低下しがち。睡眠不足が続くと、
昼間の眠気や全身の倦怠感をもたらすだけでなく、血圧の上昇や糖質の代謝能力が低下
するため、心臓疾患・糖尿病などにつながるおそれがあります。

不眠の原因は、病気による身体的苦痛・不安・ストレスなどさまざまです。
夜になると眠くなるのは、1日24時間の周期でリズムをつくる「体内時計」にコントロール
されているためです。
快眠を得るためには、規則正しい生活でこの「体内時計」を整えること。
食事は朝・昼・晩の決まった時刻にとり、起床と就寝の時刻も毎日統一しましょう。
どうしても眠れない状態が続くときは、医療機関に相談しましょう。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

*睡眠調整に鍼灸治療がお役に立ちますよ。是非、ご相談ください。

40代男性 腰痛・ダイエット

削磨の仕事をされている会社員の男性。
前かがみの座り仕事の為、腰痛には常に悩まされているようで、4~5年前から
時々痛みを発症し、3年前にはギックリ腰を起こしました。

お昼休みに通院していただくために、背部のみの治療を続けています。
1週間に一度の治療を3回ほどでかなり良い状況になったのですが、ある時、痛みが
再発し、こちらに来院できない時に整形外科で診療を受けたところ、レントゲンで
軽度のヘルニアと診断されました。近々、MRIも受診予定とのこと。

その後、経過は順調ですので、今後は10日に一度の通院にしていただきます。
でも、経過観察は必要な方です。

診療中にいろいろとお話をされる方ですので、日常生活のアドバイスなどもさせて
いただいています。お酒が好きで食べることも大好き!結果は?
そう、ダイエットが必要です。これまでは、気の向くままに食べて、飲んでいたようですが、
来院後は少しずつ意識するように なったとのことです。

また、仕事中に粉塵防止の為のマスクをしていないということも判明しましたので、
愛知県は窯業が盛んなので結核の人が多いということもお話しました。
これからは気をつけてくださることでしょう。

40代前半女性 排卵痛・生理前症候群

以前から表記の症状で来院してくださっている女性。
排卵痛がとてもひどく、しぼられるように痛いことがあり、とても辛そうにしているので、
ご主人が心配して予約の電話をくださったこともあります。

その方には、昨年7月から月に2回 通院していただき、女性ホルモンの調整のための治療や
子宮の裏側を温める鍼灸治療を させていただいていましたが、症状は徐々に落ち着き、良い
状態を維持できていました。今年の3月前半頃までは・・・。

ところが、4月は来院されませんでした。その間、またひどい痛みと発熱がぶり返したようです。
「どうして来なかったの?」 と聞いてみると、「2週間に一度ずっと治療に通わないといけないのが
不安で・・・。」ということでした。

最近婦人科を受診していないということでしたので、本人の希望で私が存知上げている婦人科の
女医先生にセカンドオピニオンをお願いすることにしました。

結果は・・・。「内診的には問題ない。ピルを飲めば、痛みは楽になるが、貴女の体力では今は
勧められない。月に2回の鍼灸治療で調子がいいなら、治療を続けながら漢方薬を飲みなさい。 」
と、診断されたとのことです。本人もなるべくピルは飲みたくないと思っています。

Mさん、観念してしばらくは2週間に一度の治療を続けてくださいね!
身体が整ってきたら、きっと1カ月に一度の治療で大丈夫になりますから、それまでガンバ!!

30代後半女性 自転車転倒

以前から何か事ある度に、来院してくださっている3人の男の子のお母さん。
この度は、1カ月半程前に2歳の子供さんを自転車に乗せていて一緒に 転倒し、
右の頚、肩を打撲して右肩が不自由であるとのこと。

転倒後は整形外科にかかっていて直ぐに当院においでになれなかったそうです。
本日やっと来院できた、と喜んでおいででした。

この方は、これまで随分いろいろな症状を改善させていただきました。
原因不明の足の痛みの時は、何か変な病気ではないか?と気に病んでましたが、
普通に痛みを取る鍼灸治療をさせていただき、普通に改善しました。
安産のツボに置き鍼をして、赤ちゃんがスルッと生まれたことも2度あります。

というわけで 、鍼が良く効き、鍼大好き人間です。今回もそれ程時間がかからず
改善することでしょう。本日の治療で、肩の動きはスムーズになりました。

私が一番気になったのは、2歳のお子さんが頭に怪我をしなかったか?ということです。
幸いタンコブが出来た程度で、レントゲンでも異常はなかったとのこと。よかったぁ~。

皆さん、自転車の転倒には 気をつけましょう!
かく言う私も、2度大きな転倒をして2度とも、左側頭部に4~5針の縫合処置を受けました。
一度は脳しんとう を起こし、一時的に記憶が飛びました。
今でも、無理をすると、時々その部分がズキン!ズキン!と厭な痛みを発信します。
その痛みは健康のバロメーターであると肝に銘じています。

映画「世界の果ての通学路」

昨日、時間が取れましたので、映画「世界の果ての通学路」を観賞してきました。
何の予備知識もなく、アフリカの二人の少年・少女が走っているポスターを見て
その映画に決めました。

まさしく、世界の果てで、子ども達が必死 の思いで通学している様子を撮影
したドキュメンタリータッチの映画でした。そこには、子ども達の『勉強したい!!』と
いう想いが溢れていました。

ケニアの兄・妹はサバンナの草原を2時間かけて学校に通います。途中で象の群れに
出逢い、危険を感じながら・・・。

モロッコの山里では、女の子3人が山や谷を越えながら寄宿舎のある町に向かって
もくもくと歩きます。

南米のパタゴニアでは(間違っていたらごめんなさい)、やはり兄・妹が馬にまたがって
石だらけの草原を 何時間もかけて通います。

私が一番感動したのは、足に障害のあるお兄ちゃんをボロボロの車椅子に乗せて、
その前後で引っ張ったり、押したりしながらお兄ちゃんと共に何時間もかけて学校に通う
兄弟達です。場所はどこだったか?忘れました。いずれにしても辺境です。
お兄ちゃんの夢は医者になることで、弟達はお兄ちゃんがそうなると信じています。

登場した子ども達の目は、夢で輝いています。
私達が関わっているケニアの子ども達の目を思い出していました。
いつまでも夢を追い求めて欲しい!と心から思いました。

今週の予約状況(5/26~5/31)

今回尋ねた被災地十八成地区は、今の季節、花盛りでした。
一部ご紹介します。鍼治療の案内のチラシを配布しながら、地域のお庭を見せていただき、
お願いして写真を撮らせていただきました。

今週の予約状況をお知らせ致します。

5/26 月曜日・・・午前・午後予約可能です。
5/27  火曜日・・・午前・午後4時以降可能です。
5/28 水曜日・・・ 午前・午後予約可能です。
5/29   木曜日・・・午後予約可能です。(整膚も予約可能です。)
5/30 金曜日・・・午後 予約可能です。
5/31 土曜日・・・若干の予約可能です。

東北ボランティアに行ってきました

皆さん、おはようございます。
0泊3日の東北弾丸ボランティアに参加してきました。今回で7回目です。

今回は、光川千鶴子先生とご一緒させていただきました。
午前中に十八成地区の高齢の方々の治療をさせていただき、午後はこれまでに
行かせていただくことができなかった鮎川地区の仮設住宅に住んでいる方々の
治療をさせていただくことができました。

ここにお住まいの方々は、十八成地区にお住まいの方々に比べると、年齢もお若く、
皆さんお元気です。この日も皆さんは談話室に集まって、ミシンで夏向けの お洋服を
作製しておいででした。 多くの方々が肩凝りや、膝の痛みを訴えていました。

118回を重ねてきた愛知ボラセンの活動も過渡期を迎えているようです。
3年目に入り、参加者が随分減ってきているのです。やはり、皆さんの関心が薄れて
いるのでしょうか?

でも、今回の参加者は若者が多く、とても頼もしく思いました。
久田代表はどんな形でも継続すると宣言されています。
私も出来る限り現地の応援をしていきたいと考えています。

光川先生、お疲れ様でした。参加した皆さん、ありがとうございました。

頭痛について(Ⅴ) 頭痛に関する鍼灸治療

当院での頭痛に関する鍼灸治療

鍼灸治療が得意とするのは、肩こりを伴う緊張性頭痛や生理痛などによる偏頭痛ですが、
疼痛外来で群発頭痛と診断された方も来院されています。ある期間通院されますと、
頭痛の程度・頻度が軽減され、頭痛が起きにくい体質に変わっていかれます。
そのようになられた方々には1ヶ月に1度の通院での健康管理をお奨めしています。

治療法

①肩・頚・肩甲間部の筋緊張をほぐす
低周波治療器(得気 トッキ)にて灸頭針と併用。
(写真参照)

②全身治療
胆経を中心にエネルギーの調整をする。

頭痛に関するツボ療法が当院のホームページ・AOI通信のバックナンバー2010.4月号に
掲載されていますので、是非ご参照ください。

頭痛について(Ⅳ) 群発頭痛

③群発頭痛

ある一定期間、毎日のように明け方のほぼ決まった時間に起こる「キリでえぐられるような」激しい頭痛で、
その起こり方が群発地震に似ているのでこのように呼ばれます。
原因は解明されていませんが、 頭部の血管が拡張して痛みが生じると考えられています。

《対応》

  • 特別な治療薬があるので、疼痛外来を受診する。
  • 頭痛が発生している時の飲酒は避ける。また、多量の飲酒も避ける。
  • 頭痛が起こりそうな時、深呼吸をすると予防できることがある。

 

 

頭痛について(Ⅲ) 緊張型頭痛 

②緊張型頭痛

首や肩のコリ緊張、ふだんの姿勢の悪さ、ストレスや精神的な緊張などにより、
筋肉が緊張することから、肩コリやギューッとしめつけられるような痛みが起きます。

《対応》

  • 長時間座位のことが多い人は、背筋を伸ばすなど適宜筋肉をほぐすようにする。
  • ぬるめのお風呂にゆっくり入ったり、首や肩をマッサージする。
  • ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を行うようにする。
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