先週の土曜日の朝、NHKのある番組でのお話。
企業が新規事業を開発しようとする時、取り組んだ社員に対しての採点には
減点採点と加点採点との二つの方法があるというのです。

大企業は減点採点になり勝ちなので、社員はチャレンジに対して消極的で、
大きな冒険はできない。
その点、ベンチャー企業は良いところを積み挙げていく 加点採点なので、ドンドン、
チャレンジしていく。

その話を聞きながら、私は治療現場においても同じことが言えると思いました。
と言っても、医師などの医療者に対する採点ではありません。
患者さんご自身がなさる、ご自身の症状の 変化に対する評価のことです。

患者さんは診療の際、様々な症状を訴えられます。その症状に対して、私達は
懸命に鍼灸治療をさせていただくわけですが、症状の改善のプロセスも様々です。

訴えられた症状のうち、良くなった症状に注目して治療の効果を認めるのが、加点採点。
それに対して、ある症状は良くなっているのに、それを認めず、さらに悪いところを探す
のが、 減点採点。

皆さんは、どちらの採点が早く治ると思いますか?
もちろん、加点採点の方ですよね!

「おかげさまで。嬉しいです。ありがとうございます。」などの、プラス発言は身体の中の
細胞が喜びます。身体はドンドン良くなろうとします。

逆に悪いところばかりに注目すると、身体は「あなたは、治りたくないのね!?」と判断して
症状の快復の経過が長くかかります。

以上は、私が長年の経験から実感したことです。
参考にしていただければ幸いです。

 

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