鍼灸・AOIブログ
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薬剤師としての私の役割

これまでに、鍼灸・AOIのブログに『鍼灸治療への想い(Ⅰ)~(Ⅲ)』として、薬剤師でも
ある私が、何故、治療家としての鍼灸師の道を選んだか?書かせていただきましたが、
薬剤師の役割を捨ててしまったわけではありません。

確かに私は、なるべく薬を飲ませない薬剤師を目指そうと思いました。
ここで、誤解のないようにお伝えしますが、必要な薬は絶対に服用してください。
慢性病や心をコントロールするための薬、アトピーなど皮膚病の薬などは、医師や薬剤師の
指示に従って服用してくださいね。
勝手に飲んだり、飲まなかったりすると、かえって症状が悪化しますのでご注意ください。

また、複数の医療機関にかかって複数科のお薬を服用していらっしゃる方は、必ずそのことを
ドクターや薬剤師さんに告げてください。
お薬には、相乗効果とかの逆に効果が悪くなる、飲みあわせてはいけない薬が沢山あります。

最近は、薬剤師さんによる服薬指導がされていますので、わからないこと、不安に思うことは
必ず相談なさることをお勧めします。
自己判断での薬の服用は止めましょう!

30代 女性 アトピー

20代に1~2度来院されたことがある女性。
でも、鍼が怖くて当院で研修されていた女性のマッサージを紹介しました。

3年程して意を決して来院されました。アトピーが悪化したためです。
お母さんと妹さんの喘息が当院の鍼灸治療で改善されたため、私も・・・、
と来院されたのです。

その後、当院独自の肺系と脾系を整える治療を地道に受診され、アトピーの
症状はほとんど改善されました。ストレスや疲労が溜まると時々、発疹が出る
ことがあります。でも、それは体調のバロメーターです。

いまでは皮膚も丈夫になられ、鍼灸治療も大好き?!(多分?)になられました。

彼女は今、ある資格試験を目指して頑張っています。
ガンバレ~~、でも時には力を抜いてね!

こんな症状の方、ご相談ください

鍼灸治療は、肩凝り・腰痛・神経痛というような凝りや痛みに対して治療を発揮するだけでなく、
喘息 ・アトピー ・胃腸不良など内臓からの症状やウツウツとして心が晴れないといったような
心の病にも威力を発揮します。
また女性特有の生理痛や生理不順・不妊症も得意とするところです。

  忘れていませんか?
  こころとからだに思いやり

こんな症状の方、ご相談ください。
  ・喘息 ・アトピー ・頑固な頭痛 ・生理痛 ・不妊症 ・更年期障害
  ・胃腸不良・五十肩・ウツウツとして心が晴れない

お待ちしています。

丸ごと大豆が持つ驚きのパワー

皆さん、今日は立春。春を感じ始めるはずが、寒くなってくるようです。
体調管理にお気をつけくださいませ。

昨日は節分。豆まきをなさった方もいらっしゃることでしょう。
昨日のNHKのあさイチご覧になりましたか?
「大豆のスゴイパワー」の特集でした。

もともと大豆食品は悪玉コレステロールの値を下げるのですが、丸ごと大豆を食べたほうがもっと下げることができるとのこと。

大豆食品に含まれる大豆たんぱく質は肝汁酸と結びつきやすいため、血中に取り込まれるコレステロールが少なくなります。
丸ごと大豆にはたっぷりの食物繊維が含まれているため、腸内に残ったコレステロールをからめとって外に出してしまうため、さらに血中に取り込まれるコレステロールが減るのだそうです。

番組では、大豆を「蒸し煮」にするなど、おいしく食べる方法も伝授していました。
興味のある方は、あさイチのホームページで2月3日分をご覧ください。

40代 女性 心晴れやかに!

2年程前の年末頃から通院してくださっている女性がいらっしゃいます。
冬になって寒くなるとドーンと落ち込み、過食になる傾向が強い方でした。

不眠になって昼夜逆転したり、朝しんどくて起き上がれなかったりと、心療内科に
お世話になる症状をいろいろお待ちでした。そして、ある時から職場に行くことが
出来なくなり、一昨年の晩秋頃から休職されました。

当院に通院当初から、上記の症状に合わせて鍼灸治療をさせていただきました。それと
ともに、ご自宅での施灸もお願いしました。

鍼灸治療の他に私にできることは何だろう?と考えました。
私はある時から2週間に一度通院される彼女をランチにお誘いしました。彼女は芸能や
美術に造詣が深く、話に花が咲き、彼女とのランチはいつしか私の楽しみでもありました。日曜日に美術館にお付き合いいただいたことも何度かあります。

その彼女が近々職場に復帰されることになりました。
この復帰には、彼女のことを気遣ってくださる心療内科の先生や周りの方々が身守って
くださったこともありますが、ご本人自身が長年乗り越えられなかった、とても苦手とするあることをご自身で乗り越えられた自信のおかげだと思います。

本当によかったですね。もう大丈夫ですよ。
自信を持ってください。
だめな時は駆け込んでください。これからもフォローさせていただきますから・・・。

女性鍼灸師として役割

鍼灸AOIに来院下さる患者様の8割くらいは女性です。私が女性であることに安心していただいているようです。

女性特有の症状を訴える方が多いです。生理不順、生理痛、更年期障害、不妊症、不眠症など多岐にわたります。

頭痛、肩凝りなど一般的な症状も生理と関連していることが多く、女性の問診の場合はその辺りを必ず確認されていただくことにしています。

皆さんは、安産のツボがあることをご存じでしょうか?妊娠周期の38週くらいからあるツボに置きハリをすると、陣痛で辛い思いをする時間が短縮できるのです。これまで多くの方が体験されています。

女性鍼灸師としての役割は大きいと自負しています。

鍼灸治療への想い(Ⅲ)

鍼灸治療に魅了された私は、京都で10数年鍼灸師として過ごした後、20年程前に名古屋に
帰り、現在の地に鍼灸・AOIを開設し、日々、患者様との心の触れ合いを通して楽しく診療させて
いただいています。

この間、多くの方々に助けていただきました。
地下鉄新栄駅から間近のテナントをお借りしての経営は正直なところ、山あり谷ありでして、
もう駄目かな?と思ったことも何度かあります。薬剤師の友人に「薬剤師として働こうかしら?」
と相談したこともあります。

でも、そのたびに皆さんに勇気づけられ頑張ってこられたのは、患者様とのふれあいが何物にも
換え難いことだったからです。

長年通院してくださっている高齢の女性はいつも私にこう言ってくださいます。
「先生はいいお仕事をされていますね!皆さんに感謝していただいてお金がいただけるんだから」
そのとおりだと思います。本当に良い仕事をさせていただいていると感謝しております。

どうぞ今後とも鍼灸・AOIをよろしくお願い致します。

鍼灸治療への想い(Ⅱ)

私がアルバイトとしてお世話になったのは、故永山薫造先生です。
麻酔科のドクターですが、鍼灸治療・漢方薬に精通されており、その頃いち早く
中国からハリ麻酔を取り入れて、東京医科歯科大学の歯学部では抜歯の際に
ハリ麻酔がなされていました。

その先生のところには全国から患者さんが訪れていました。随分、難病の方々が治って
いかれる様子を見させていただきました。また、沢山のことも学ばせていただきました。

その時、『鍼って素晴らしい!』と思い、私の医療に対する想いは漢方薬から鍼灸治療へと
変わっていきました。

漢方薬も素晴らしいんですが、私がやりたいと思った生薬による漢方処方は費用がかかり、
患者様の負担が大変です。

それに比べて鍼灸治療は、鍼をわずか数ミリ(時には数センチ)刺すだけで、不思議なことが
体の中で起こるのです。本当にミラクルです。患者様の負担も少なくてすみます。

人間には自然治癒力という力があり、少しお手伝いをさせていただくだけで、体はその人に
とって良い方向に調整しようとするのです。

鍼灸治療への想い(Ⅰ)

私は若い頃、薬学部を卒業し、病院で薬剤師をしていました。その頃の病院薬剤師は最近ほどの
ステータスはなく、医師の処方箋どおり調剤することが私達の仕事でした。
また、その頃はキノホルム・サリドマイドなどの薬の副作用や水俣病・神通川のイタイイタイ などの
公害が世の中を賑わしている時代でもありました。
私は病院で薬の副作用のことばかり気にして働いていました。

そのうち私は、石油を中心とする有機化合物から作られる薬を患者様にお渡しすることに
違和感を覚えるようになりました。

私はもっと直接的に患者様に接し、自分が直接治療に関わりたいと思うようになり、学生時代に
少しかじっていた漢方薬の勉強をするために、 もう一度京都で生活することにしました。
京都で漢方の師匠の下で勉強するためです。

漢方薬の症を決めるためには、患者様のお腹を触ったり(腹診)、脈に触れたり(脈診)、舌を見たり
(舌診)しますが、薬剤師には診断権がなく、患者様に触れることができません。血圧すら測れません。

そこで漢方薬を扱う薬剤師の皆さんは、鍼灸師の免許を取得します。私も、夜間の鍼灸専門学校に通学
しました。 そして、昼間は鍼灸や漢方薬を扱っている麻酔科のドクターが開設するクリニックでアルバイト
として働きました。私はそこで、鍼灸治療の素晴らしさに出会ったのです。

 

 

 

10代 女性 バレエ下肢痛

バレエ、大好きなRちゃん。バレエの発表会が近づくと毎回、鍼灸・AOIはRちゃんの駆け込み寺になります。
いえ、Rちゃんだけではありません。Rちゃんのお母さんの紹介で、発表会前の少女たちが 駆け込んできます。

過度の練習で、足が悲鳴を上げているのです。
中には、明日が発表会という日にやって来て 、「何とかしてください。」というお母さんもいらっしゃいます。
でも、若いって素晴らしい!
術前には力が入らなかった足が、治療後はつま先立ちができ、トウシューズも何とかなるでしょう、
という状態になります。
その度に「鍼って 素晴らしい!」と思ってしまう私です。

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