鍼灸・AOIブログ
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アトピー治療

「目に青葉、山ほととぎす・・・」と言われているように、今の時期は春から初夏への季節の
移り変わりの時です。一般的には心ウキウキのはずですが、一部の方々にとっては、辛い
季節でもあります。

最近来院される患者様の中に、目の周りが赤くなっていたり、肘の内側や膝の裏側のアトピー
が悪化している方がいらっしゃいます。
これまではうまく調整されていたのに、やはり季節の変わる目は、身体の中でいろいろな変化
があるのでしょうか?

鍼灸・AOIのアトピー治療は「整体」や「病院」の治療と異なり、患者様の自然治癒力を高め、
少しずつ症状を改善しながら、様々な環境要因にも適応できる体質に改善していくことを
目指しています。

従って治療には長期間を要します。また、治療の過程において一時的に症状の悪化を招く、
いわゆる好転反応がおきることがあります。
炎症がひどいときはステロイド外用剤の使用をためらうべきではありません。

肺経や脾経(胃腸を整える)のエネルギーを整える特別治療をすることにより、多くの方々が
ひどいアトピー皮膚炎から開放されています。

アトピー皮膚炎でお悩みの方は、是非ご相談ください。
詳しくはこちらをご覧ください。

70代 男性 脳梗塞後遺症

来院4カ月前に脳梗塞を発症された70代の男性。
左半身に軽度の麻痺があり、左手に力が入らないとか、左臀部の脱力感がありました。
整形外科でリハビリをしているが、なかなか症状が改善しないことに、しびれをきらして
来院されたのです。

腰部や臀部、左肩周り、左前腕などを中心に鍼灸治療をさせていただきました。
一番最初に効果が現れたのが、腰部や臀部の脱力感が改善され、歩きやすくなった
ことです。

左手の握力の変化はなかなか難しかったですが、手の動きが良くなり、手のシビレも
あまり気にならない程度まで改善されました。両方の掌の色が良くなり、とても喜ばれ
ました。

10回程通院され、全体的に良くなられた状態で、来院を止めてしまわれましたので、
現在の状況はわかりませんが、お元気でお過ごしのことと思います。

このように脳梗塞後遺症の改善にも、鍼灸治療は充分にお役に立てます。よろしかったら
ご相談ください。

良いことは口に出そう!

鍼灸・AOIのブログを始めて、今日で101回目です。
たいしたことは書いていませんが、それでも世に出す文章ですし、患者様に関わる
内容の場合もあり、それなりに推敲 を重ねて発表しています。

今日、こんな患者さんが来院されました。40代前半の女性で、婦人科疾患に端を
発している 症状と肩こり・頭痛そしてストレスからの症状を持っておいでです。

術後、少し症状が改善され、少し落ち着かれたのでしょう。
私が書いたブログの話になりました。以前、「薬剤師としての私の役割」という文章を
書いたのですが、 その中で、「心療内科や皮膚科で処方される薬などは、医師や
薬剤師の指示に従って服用してくださいね。」と皆さんにお願いしました。

彼女は現在、心をコントロールする薬を処方されているが、その薬をやめたいと思って
いる。どうしよう?と、相談されました。

私はやはり、「ドクターに相談してください。貴女が不安だと言うからドクターは薬を出して
くれるのです。いろいろな症状のうち、こんな症状が良くなったと 伝えれば、お薬を変えて
くれたり、減らしてくれますよ。」と、お伝えしました。

彼女曰く、「そういえば、お医者さんに対して良くなったということを言うことは少ないですね。」
そうなんです。患者さんは症状が改善したことは、あまり言って 下さいません。
良くなったことを、口に出して言えば、身体はドンドン良くなろうと しますよ!

今回話題になったブログは、最初の頃に書いたものです。それを読んでくださったことは
とても嬉しく思いますし、気持も引き締まります。
拙い文章ですが、愚直に続けていこうと思っています。応援、よろしくお願い致します。

今週の予約状況(4/21~4/26)

皆さん、桜の花の季節は終わってしまいましたが、最近はこんな花が名古屋の
街の中で彩りを添えていませんか?

そう、ご存じハナミズキの木です。私は名古屋市内のあちこちで見かけるので、ハナミズキ
は「名古屋の木 」と思いこんでいました。違っていました。「昭和区の木」です。

では、「名古屋の木」は何だと思いますか?それは、クスノキです。
そういえば、東区の東片端の交差点には、道路の真ん中に、クスノキが鎮座しています。
「名古屋の花」は、ユリ。

ついでに言えば、「東区の木 」は、モクレン。「東区の花」は、ボタン。確かに季節が来れば
身近なところで咲いています。(ボタンは徳川園が有名)

今週は、おかげさまで午前中は予約満杯です。
22日(火)、23日(水)、25日(金)の午後は予約可能です。
ご連絡お待ちしております。

めざそう!自律神経美人

私たちの体をコントロールする自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があり、
そのバランスの乱れがさまざまな不調の原因となります。

特に腸に作用する副交感神経が活発になり過ぎると、便秘や神経系の下痢、さらには
肌荒れやくすみなど、女性を悩ます不快な症状につながりやすくなるのです。

腸と自律神経の状態を整えるために、朝、まずは起き抜けにコップ1杯を飲み、腸を
優しく起こしてあげましょう。

そして、朝、昼、晩ときちんと食事をとり、腸に規則的で、リズミカルな刺激を与えることが
自律神経を整えるカギ。朝食抜きは厳禁です。

以上、朝日新聞の奥様メモ、参照。

整腸作用をはじめとする自律神経系の調整のお手伝いは、鍼灸治療の得意分野でもあります。
気になる症状がありましたら、どんなことでも、ご相談ください。

AOI女子会 (Ⅱ)

次に研修に来てくださったのは、第1号のIさんから紹介されたHさんです。
眼に障害のあるHさんですが、とても頑張り屋さんです。眼に障害のある人達の
ある会の取りまとめをされています。

彼女は40歳で緑内障を発症し、それまでのピアノ講師から鍼灸・マッサージの
道を進まれることになりました。 現在は訪問マッサージのお仕事をされています。

最近は当院の近くに学校があるトライデントの関連の人が続いています。
Iさんは元患者さんで 、久しぶりに来院されてお話をしているうちに鍼灸学校に
通院していることがわかり、「よかったら勉強に来ない?」 とお誘いしました。
そのお友達のHさんも少し研修にきてくださり、AOI女子会のメンバーです。
Iさん、Hさんとも 現在は自宅で開業されて、頑張っておいでです。

一番若手のYさんは、当院に偵察?のため、治療で来院。患者さんを兼ねて
週に1度くらいの割合で研修に来ていました。彼女は現在、ある治療院にお勤め
です。いずれは開業をしたいと考えているようです。アサンテ ナゴヤの会員でも
あり、名古屋市内で行われるエイズ関連の イベントにボランティアとしてよく参加
してくださいます。

以上のように多彩なメンバーですので、飲み会でのワイワイ・ガヤガヤは、なかなか
のものです。次はいつ会えるのかなぁ~?楽しみです。

AOI女子会 (Ⅰ)

鍼灸・AOIは名古屋市東区で開院させていただき23年になりますが、当院には
これまで何人かの人達が研修に来てくださいました。
私が女性であるということから、研修においでになる人達も女性が多いです。
AOIの卒業生(?)の人達と、時々 AOI女子会という名の飲み会を開催しています。

第1号のIさん(旧姓Kさん)は、今から13年程前、突然、履歴書付きのメールで
見学を申し込んで来られました。研修生を受け入れるのは初めてでしたが、その
積極性に押される感じでお受けしたのを覚えています。

彼女は元気な美人さんで、患者さんからも人気でした。 私が、100kmウォークに
完歩した翌年 には、歩く人達のサポートをするボランティアにも一緒に参加して
手伝ってくれました。

私から教えてあげられるのは、自分の経験を生かせる患者さんとの接し方や、施術の
際の取穴くらいのものです。逆に研修に来られる皆さんから教えられることのほうが多い
かもしれません。

Iさんからは冷え取り健康法のことを学びました。
AOI女子会で唯一の男性であるN.Kさんからは長野式鍼灸治療の存在を教えて
もらいました。皆さんに感謝です。

N.Kさんは、大学の農学部を出て、青年海外協力隊に参加してタンザニアに行き、
そこで思うところがあって、帰国後鍼灸学校に通ったという経歴の持ち主です。
彼は1年半程、当院のスタッフとして治療に携わっていただきましたし、パソコンに
明るい人でもありますので、その方面でも随分助けていただきました。

第1号のIさんは、現在3姉妹のお母さんで、あるビジネスホテルのリラクゼーション
部門を担当していらっしゃいます。
第2号の N.Kさんは、現在名東区で治療院を開業されておいでです。今年の年頭に
結婚されました。おめでとうございます。

このように皆さん、立派になられています。
この続きは明日。

30代 女性 耳ツボ ダイエット?

肩こりと頭痛で昨年末頃から通院してくださっている30代の女性。
肩こりも頭痛も随分改善され、通院の間隔も伸びて、先日久しぶりに来院されました。

来院当初とても気になっていた、右側の首筋の凝り もそれ程気にならなくなったが、
1カ月程前から食欲がありすぎて、食べても食べても満腹にならなくて困っているとのこと。
美容師さんですので、忙しい時は1日1食 の時もあり、食べるときは食べ過ぎてしまう
そうなんです。

これは満腹中枢が麻痺している状態と言えますので、それを是正するために耳のツボに
置き鍼をすることをお勧めしました。
下図のように、赤ちゃんが逆さまになっているようにツボが配置されている耳のツボに置き鍼
をするのが耳鍼です。

この方の場合は、食欲を抑えるために胃の入り口の「噴門」と、精神的に効用のある「神門」に
セイリン・パイオネックスを置鍼しました。(上図のオレンジ色のところ)
時々、張替えが必要です。異常な食欲が治まるまでしばらく続けていただきます。

耳ツボに鍼というと、ダイエットを思い浮かべる方も多いと思いますが、耳に鍼を刺すだけで
ダイエットが出来るわけではありません。同時に食事の摂り方や適度の運動を取り入れないと
無理です。

私はダイエットを希望される患者さんに、いつもこう言います。
「耳ツボはご自身がダイエットを始めるキッカケにしてください。これを機に、食事や運動にも
取り組むんだという意気込みにしてください。」と。

40代 男性 頸椎ヘルニア

昨日、午前の診療時間終了間際に、ある男性から「これから診てもらえないか?」
と電話がありました。午後は往診に出かける予定があり、その時間に遅れそうでした
ので、一旦はお断りしようと思いました。でも、その電話には何となく逼迫感を感じま
したので、 至急来院していただくことにしました。

その方は、1年半程前から頸椎ヘルニアのため、首に負荷をかけることをドクターから
止められており、仕事も休職中とのことでした。ドクターは手術の話もするのですが、
成功率が良くないことも 伝えられています。ドクターからは「治らない。」と宣言されて
いるとのこと。

希望が見出せなくなっている時、10数年前に相談した占いの先生を訪ねました。
そこで、「あなたには治そうとする力がある。」と言われ、当院をご紹介くださいました。
その占いの先生は、当院の患者様です。
私は責任重大だと思いましたが、とにかく、この方が 何か光を感じてくだされば、と
思い、鍼灸治療をさせていただきました。

初めての鍼灸治療ですので軽めの治療にしましたが、右手のシビレ感、脱力感、痛み
が軽減し、手の皮膚の色が赤みを帯びてきれいになりました。
その方はその手をしみじみを見ながら、「希望が見えてきました。先に進めそうです。」
と、おっしゃいました。

遠方ですので、月に2度程の治療しかできませんが、続けて来院されるようです。
今回の治療結果が次回の来院時まで持続されることは難しいかもしれませんが、
希望を持っていただけたことは間違いないと思います。
私は益々 、責任重大です。

加点採点と減点採点

先週の土曜日の朝、NHKのある番組でのお話。
企業が新規事業を開発しようとする時、取り組んだ社員に対しての採点には
減点採点と加点採点との二つの方法があるというのです。

大企業は減点採点になり勝ちなので、社員はチャレンジに対して消極的で、
大きな冒険はできない。
その点、ベンチャー企業は良いところを積み挙げていく 加点採点なので、ドンドン、
チャレンジしていく。

その話を聞きながら、私は治療現場においても同じことが言えると思いました。
と言っても、医師などの医療者に対する採点ではありません。
患者さんご自身がなさる、ご自身の症状の 変化に対する評価のことです。

患者さんは診療の際、様々な症状を訴えられます。その症状に対して、私達は
懸命に鍼灸治療をさせていただくわけですが、症状の改善のプロセスも様々です。

訴えられた症状のうち、良くなった症状に注目して治療の効果を認めるのが、加点採点。
それに対して、ある症状は良くなっているのに、それを認めず、さらに悪いところを探す
のが、 減点採点。

皆さんは、どちらの採点が早く治ると思いますか?
もちろん、加点採点の方ですよね!

「おかげさまで。嬉しいです。ありがとうございます。」などの、プラス発言は身体の中の
細胞が喜びます。身体はドンドン良くなろうとします。

逆に悪いところばかりに注目すると、身体は「あなたは、治りたくないのね!?」と判断して
症状の快復の経過が長くかかります。

以上は、私が長年の経験から実感したことです。
参考にしていただければ幸いです。

 

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