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ガンの予後

鍼灸・AOIブログ~ 鍼灸って、凄い!!癌との共存のお手伝い~

 

最近、とても嬉しいことがありました。
癌との共存で頑張っていらっしゃる80代の男性の方が元気になりつつあるからです。

その方は、私が卒業した薬大の後輩で、調剤薬局で働いていた薬剤師さんからの紹介
で来院されました。胃がん・食道がんの病歴があり、食事は食べても週3回は戻して
しまうということで64㎏あった体重は47㎏まで減少していました。

杖をついておぼつかない足取りでおいでになり、受付表を書くときには力なく
下を向いておいででしたので、寝ていらっしゃるかと覗き込んだ程でした。
でも、鍼灸治療後は目をしっかり開け、顔にはピンク色がさし、お帰りには杖が
いらないくらい自力で歩いて帰られました。

そのことを、後輩の薬剤師さんにメールで報告すると以下のような返信をいただきました。

その方は、オペや薬に頼らず、とにかく最後まで自分のやりたいことをやって満足して
死んでいきたい、だから食事も口から食べることにこだわるし、そのためによいこと
ならなんでもする、と言われた方です。とても前向きで、こちらからの情報も積極的
に取り入れて生活に活かす姿勢の見られる方でした。
薬剤師の彼女は調剤薬局を退職するにあたり、これらを踏まえいろいろ相談に乗って
もらえる医療従事者はいないかと質問されたため、私を紹介くださったという経緯が
ありました。
彼女は今、中医学に関心を持ちその方面の勉強をしています。学んだことを薬剤師
として皆さんの健康に役立てたいと考えているようです。
頑張れ~~とエールを送りたいと思います。

かの80代の患者様は、続けられれば、きっとお元気になられると思います。
2回の治療で、嘔吐が半分以下になり、顔色も良くなり、声も張りがあります。
倦怠感も少なくなったようです。
しばらくは週2回通院していただく予定です。
是非、元気になるお手伝いをさせていただこうと思っています。

60代・女性 / 肺ガン手術後の養生にも鍼灸治療

患者様の声2015 土方

 

■施術メニュー

肋間神経痛、不眠、不安、肩こり、疲労倦怠

《感想》

平成24年10月、夫がガンの治療中で心配、不安etc.が重なり、眠れなかったことと、
夫にも受けてもらいたい気持ちだったので、まず自分がやってみようということでしたが、
友人の勧めが決め手?になりました。
その後、しばらく通っていました。その時は抗ガン剤の副作用の末梢神経(足の裏)の
痛みが軽減しました。そこで夫はやめました。
私は不眠、肩こり、疲労などが本当に軽減されていたので週1ペースで通っていたところ、
平成26年3月、私自身が肺ガンの手術を受けることになり、その後は傷の痛み、肋間神経痛
(Dr.いわく慣れるしかない)と痛みの軽減、不眠、精神的なサポート、かなり過酷な状況を
乗り越えられたのは針のおかげと確信しています。傷の痛みはもちろん、慣れるしかないと
言われた肋間神経痛もほとんど日常生活では忘れて生活できるようになりました。
先生の明るさは本当に私にも伝染します!

■施術内容と経過

この方は以前から来院してくださっている方のご紹介で通院してくださるようになりました。
鍼灸治療がとても合う方のようで、肺ガンの手術後の傷の痛みは治療をする度に良くなり、
傷跡も早く回復しました。

現在はご家族の介護などで忙しくされており、なかなか通院が叶わないようです。
時々はご自分の健康管理のために鍼灸治療をさせていただければと思います。

 

 

 

50代 女性 ひどい咳の改善

つい最近、肺ガンの為に肺の一部を切除手術をされた女性。
手術後通院して下さっていますが、手術後すぐは咳がとても大変で、
治療中も苦しそうでした。

いつもの肺系と脾系を整える治療をさせていただいたところ、途中から
咳が楽になられました。

次に来院された際に確認させていただきましたところ、咳の回数が圧倒的に
減ったそうです。少しでもお役に立てて嬉しく思います。

今後は術後の痛みの軽減にお役に立ちたいと思います。
一緒に頑張りましょうね!

ガン患者さんに寄り添う

当院にもガン患者さんが来院されることがあります。
現在も、肺ガンで肺の一部を切除手術された方が通院されています。
手術後の痛みや倦怠感が楽になられました。
今後は精神的なことも含めてケアさせていただくつもりです。

一昨年は、友人のご主人の胃ガン末期症状緩和ケアのお手伝いを少しさせていただきました。
この方の場合は、友人が病院で背中にお灸をされていました。
とても気持ち良さそうだったとのことです。
残念ながら、その方は症状の進行が早く、その後間もなくお亡くなりになりました。

最近、息子さんの紹介で70代の女性が来院されました。術後、息子さんのことをお話して
いる時に、息子さんがガンに罹患されていることをお聞きしました。予約の際に、久しぶりに
お話しした息子さんはとても優しい方のように感じました。

息子さんは病気の為にあまり働くことができず、お母さんが主に生計を支えていらっしゃる
とのこと。辛いお話をお聞きしてしまいました。
お母さんはお掃除のお仕事をされていらっしゃるので、とても身体がきつそうです。

今後、このお母さんをどのように支えて差し上げれるか?新たな課題をいただきました。


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