鍼灸・AOIブログ
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2014年6月の一覧

40歳 女性 不妊症(最後のチャレンジ)

インターネットで検索して来院してくださった40歳の女性。最初、電話をいただきました。

「現在不妊治療をしているが、以前鍼灸治療と併用した時に卵の状態が良かったので、
貴院で受診したい。」
「失礼ですが、 お幾つですか?」と、私。「40歳です。」

「厳しいお話をしますが、年齢的になかなかシビアですよ。それをご承知の上で
ご来院いただくことになります。」と、お伝えしました。

最近、良く話題にされることですが、以下のことは是非皆さんに周知していただきたいと
思います。

卵子の数が年齢とともにドンドン減っています。
赤ちゃんの時に200万個あった卵子は、10代で30万個になり、35歳からは激減し、
40歳では5000個になります。年齢とともに卵子の質も低下します。
(当院ブログ 3/17、 3/18をご覧ください)

厳しい事を言いましたので、もうご来院いただけないと思っていましたが、あらためて予約を
いただきました。

来院されたご本人にお聞きしたところ、これまでにタイミング療法、人工授精12回、体外受精5回、
受けていらっしゃるとのこと。電話での話を聞いてみたら、「女性の先生にはっきり言っていただいたことに
よって、時限をきって今年中に最後のチャレンジをしたい。」と、言われました。

そう聞いては私も頑張らざるを得ません。Tさん、一緒に身体を整えていきましょうね!

当院では、女性特有の症状に対する治療を心をこめて続けていきたいと思っています。
それぞれの症状に対する情報をホームページ上に整えていきますので、もうしばらくお待ちください。

こむら返り3大要因 その2(筋肉疲労)その3(脱水症状)

こむら返り3大要因 その2 筋肉疲労は冷やして回復!

筋肉を使いすぎて疲労した場合にも、こむら返りは起きやすくなります。
多くの家庭にある“保冷剤”を使えば、簡単に筋肉の疲労がとれるそうです。

保冷剤は、スポーツのあとや、長時間歩いて疲れがたまり、ふくらはぎの筋肉が温まっているときに使います。
保冷剤をこするように使うと、保冷剤が当たっているときは血管は冷えて収縮するのに対し、保冷剤が通過した
ところは温度が戻って温まり、血管は拡張します。これが繰り返させることで、血管が拡張しやすくなり、その結果、
血行が良くなって疲労回復を早めてくれるのです。

こむら返り3大要因 その3 脱水予防!

これからの季節に気になる“脱水症状”。実は脱水症状のサインの一つとして、こむら返りがあります。
大切なのは、水分を摂取するタイミングと量、そして何を飲むかという3点です。
まず、運動するとき。運動前の1時間~30分ほど前に250~300ミリリットル飲み、体内に水分を補っておきます。
そして、運動中は、1時間あたり500ミリリットル~1リットルを、15分~30分くらいの間隔で飲み、こまめに失った水分を補います。
特に運動していなくても汗をかくこの季節は、日中、こまめに水分を摂ることが必要です。
寝る前は、250~300ミリリットル飲んでおくのがおススメです。

さらに、何を飲むかも重要です。家にあるもので手軽に作れるおススメのドリンクがあります。
まず入れるのは、汗と共に流れ出てしまう“塩”、そして塩分の吸収を助ける“砂糖”も一緒に入れます。
糖分があると塩分を腸管から細胞の中に一緒に吸収する性質があり、腸管と細胞との濃度差により、水分が
さらに吸収されやすくなります。
ドリンクの分量は水1リットルに対し、塩2グラム、砂糖は30~60グラム入れるとちょうどいいそうです。

以上、あさイチ2014.6.10 こむら返り特集参照。

こむら返り3大要因 その1 冷え対策でツボ刺激!

こむら返り3大要因 その1 冷え対策でツボ刺激!

冷えが原因のこむら返りの解決法を教えてくれるのは、内科医で、漢方・しんきゅうのスペシャリストでもある、
伊藤剛さんです。
まず、こむら返りが起きやすい状態のチェックとしてオススメなのが、“飛揚(ひよう)”と“築賓(ちくひん)”というツボです。
飛揚は、ふくらはぎの外側中央あたりにあり、築賓は、ふくらはぎの内側の、膝とかかとの3分の1くらいの所にあります。
この2つを触って、こりこりとした硬さがある場合、ふくらはぎの血行が悪くなり、「冷え」がある可能性があります。

そこで、伊藤さんが勧めるのは、この2つに加えて“承山(しょうざん)”というふくらはぎ全体の血流をアップさせ
疲労回復させるツボも刺激することです。
この3つをまとめて刺激するために伊藤さんがふだんから実践しているのは、ソファーを使った方法です。
ソファーのひじ掛けのへりにこの3つのツボが来るようにして、脚をワイパーのように動かします。
すると、脚の重みをで、3つのツボがまとめて刺激されるので、とても効果的なんだそうです。
ひじ掛け部分が硬くて痛い場合、下にタオルを敷いて力のかかり具合を調整するのがオススメです。

<取材協力>
伊藤剛さん(北里大学 東洋医学総合研究所 臨床准教授)

以上、あさイチ2014.6.10 こむら返り特集参照。

承山のツボの位置は、AOI通信2010年9月号 をご覧ください。

こむら返り  あさイチ 2014.6/10

今朝のあさイチはこむら返りを特集していました。皆さんも時々経験されると思います。
鍼でも良く効きますが、一般的な対処法が紹介されていましたので、掲載させていただきます。

多くの人が経験したことのある、イタ~い“こむら返り”。ふくらはぎがつってしまうこの症状、寝ているときや
激しい運動のあとに起きやすく、さらに気温が上がるこれからの季節になりがちな、水分不足によっても
起こりやすいとされています。
また頻繁に起きるこむら返りには、深刻な病気が隠れているとも言われ、簡単に見過ごせません。

そこで、今回はこむら返りの予防法から、起こってしまったときの対処法までスゴ技が紹介されました。

まずは、こむら返りが起きてしまった時の対処法

“こむら返り”とは、ふくらはぎの筋肉が、自分の意志とは関係なく収縮している状態のことです。
そんなこむら返りが起きてしまったときの対処法を、整形外科医の奥脇透さんに教えていただきました。

奥脇さんは、こむら返りが起きたとき、“センサー”を働かせることが重要だといいます。そのセンサーは、
足首と膝(ひざ)の腱(けん)の中にあります。腱が張るとセンサーが働き、ふくらはぎの筋肉が収縮するのを抑えます。
しかし腱が緩むと、センサーが働かなくなり、こむら返りが起きやすくなってしまうのです。
そのため、こむら返りが起きたら、足首を曲げたり、膝を伸ばしたりして腱を張り、センサーを働かせることが大切です。

足首と膝の腱を張る動きでは、どちらを先に動かすかが重要です。膝を先に伸ばすと、足首の腱がひっぱられて、
腱を張ることが難しくなります。一方、足首の腱を先に張れば、膝を伸ばす、太ももの筋肉はとても強いので、足首が
曲がっていても膝の腱を伸ばすことができ、足首と膝、両方の腱を働かせることが可能になります。

以上、あさイチ2014.6.10 こむら返り特集参照。

今週の予約状況(6/9~6/14)

百合の美しい季節となってきました。昨日の朝、千種公園の百合を見に行きました。
色とりどりの百合が自慢げに咲き誇っていました。

私は百合の美しさもさることながら、そこに集まる人達の人間模様にしばし見入っていました。
犬自慢の方々の集団に特に興味をそそられました。私は犬大好き人間ですので・・・。

千種公園の百合は今月半ばまで綺麗なようですよ。お近くに方、お散歩にいかがでしょうか?

 

今週の予約状況をお知らせ致します。

6/9       月曜日・・・午後予約可能です。
6/10     火曜日・・・夕方予約可能です。
6/11   水曜日・・・ 夕方予約可能です。
6/12     木曜日・・・午後予約可能です。(整膚も予約可能です。)
6/13   金曜日・・・午前・夕方予約可能です。
6/14     土曜日・・・若干の予約可能です。

ご連絡お待ちしております。

夏の健康法 ~女性の貧血~

夏の暑さで体力が落ちると“ちょっと貧血気味で・・・”と訴える女性が増えてきます。
欧米女性に比べて日本人女性の貧血は3倍という報告もあり、若い女性の3人に1人が貧血と
言われています。

貧血とは、血液が“少なく”なることではなく、血液が“薄く”なること。その原因の多くは鉄分欠乏症に
あるといえるでしょう。

人間の血液が赤いのは、赤血球の中にヘモグロビン(鉄を含むタンパク質)が含まれているからです。
ヘモグロビンは肺から体の隅々まで酸素を運ぶ役割を担っています。鉄分が不足するとヘモグロビンが
十分に作られず、血液中の酸素量が減り、酸素を全身に供給できなくなります。
その結果、体がだるい、頭が重い、頭痛がする、めまいがするといった症状が現れます。

特に女性は1回の月経で約30mgの鉄が排出されているので、補給をしなければ不足するのは明らかです。
鉄分を多く含む食品として、ほうれん草やレバー、黄卵、米ぬかなどがあげられます。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 健康雑学塾」より引用・抜粋

今月のテーマは 「のぼせ」(ツボ療法)

AOI通信 ツボ療法の今月のテーマは「のぼせ」
参考になさってください。

精神的な興奮や、自律神経の失調などの体調の変化が原因で起こる「のぼせ」。その他、
高血圧症や更年期障害の症状として、血圧や血液循環の異常がある時にもみられます。

頭と顔がのぼせ手足が冷えているのが特徴で、東洋医学では「上熱下寒」といい、
天(頭)と地(足)のツボをそれぞれ刺激し、血の巡りを天地の境のへその位置に整えるようにします。

天部では、頭のてっぺん中央に位置する「百会」、首の後ろ髪の生え際にある二本の太い筋肉の
左右外側に位置する「天柱」、さらにその外側のくぼみに位置する「風池」などが有効。
地部では、内くるぶしから上へ指四本分に位置する「三陰交」、さらに上へ指三本分からやや
ふくらはぎよりに位置する「築賓」がよく効きます。

そのほか、へそから指四本分下に位置する「関元」、へその左右外側へ指二本分、そこからさらに下に
指一本分のところに位置する「大巨」なども下半身の血行をよくし、のぼせを抑える効果があります。
ツボ療法と同時に「足浴」をすることも効果的。ご家庭で試してみてはいかがでしょう。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

ツボの位置など詳しくはこちらをご覧ください。

梅雨時の健康法(Ⅲ) 食中毒の予防②

【健康ミニメモ】

カテキン:お茶の渋みの成分で、抗菌作用や抗毒素作用を持つことが実験で確かめられており、
O-157などの菌に対して高い効果があります。食後のお茶は感染性の下痢の予防になります。
カテキンは高い温度で煮出すほどよく溶け出します。熱いお茶でまないたなどの消毒も有効です。
1日の目標摂取量は1gで、茶葉100g中のカテキンは10~18mgです。

ことわざ健康法 ~ 臨機応変 ~

その場の変化に応じて、適切な処置をすることをいいます。
食中毒の予防は、食品の購入、家庭での保存、料理の下準備、調理、食事、残った食品の処理など、
それぞれの段階で臨機応変の処置が必要となります。
例えば食品の保存では、冷蔵庫や冷凍庫の詰め過ぎ、肉や野菜など食品の種類による扱い方など、
その場に応じた清潔で適切な処置が求められます。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

梅雨時の健康法(Ⅱ) 食中毒の予防法①

健康豆知識 ~ 家庭の注意で予防できる、食中毒 ~

食中毒で最も多いのが、O-157に代表される細菌性の食中毒です。予防法としては、生鮮食品は
新鮮な物を選び、すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
基本は、食材に菌を「つけない」、菌が増殖しやすい水分や温かい空気を避けて「ふやさない」、
熱などで菌を「やっつける」という3点が大事だと言われます。

特に肉料理の場合は、他の食品に菌を移さないよう、肉を切った後のまな板や包丁の扱い方に注意し、
使うたびに洗剤で洗いましょう。
できればまな板を2枚用意し、熱を加えずに食べる食材用と加熱食材用とに使い分けたいものです。
また、肉料理を生野菜と一緒に長時間置くことも避けましょう。肉は加熱で細菌が死んでいても、
野菜の菌が肉へ移ることがあります。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

梅雨時の健康法(Ⅰ) 痛みの再発(ムチ打ち症、頭痛 、膝痛)

気象台の発表では、東海地方は明日にでも梅雨入りとのこと。
また、いやな季節がやってきますね。植物には必要な雨ですが・・・。

この季節、腰痛、頭痛 、膝痛など痛みの持病がある方は特にご用心!
冬の寒さを何とかクリアーして、陽気の良い春の間は痛みを忘れているのですが、
梅雨時になると、忘れていた痛みが再発することがあります。

腰痛、頭痛 、膝痛など身近な痛みの他に、随分前に罹患したムチ打ち症や
骨折、脱臼、捻挫など普段はほとんど痛みを感じていないような症状も、ズキズキ
とか、ジーンというようないやな痛みを感ずることがあります。

このような痛みは、いずれも鍼灸治療の得意とする 分野です。
痛みを感じ出したら、是非早い目に治療を受けることをお勧めします。

またこの季節、 胃腸の不調も起こりがちです。鍼灸治療で気持ち良い体を整えましょう!
気になる症状は何でもご相談くださいね!

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