鍼灸・AOIブログ
  • 症例一覧
  • 料金表
  • お問い合わせ

患者様の声

良いことは口に出そう!

鍼灸・AOIのブログを始めて、今日で101回目です。
たいしたことは書いていませんが、それでも世に出す文章ですし、患者様に関わる
内容の場合もあり、それなりに推敲 を重ねて発表しています。

今日、こんな患者さんが来院されました。40代前半の女性で、婦人科疾患に端を
発している 症状と肩こり・頭痛そしてストレスからの症状を持っておいでです。

術後、少し症状が改善され、少し落ち着かれたのでしょう。
私が書いたブログの話になりました。以前、「薬剤師としての私の役割」という文章を
書いたのですが、 その中で、「心療内科や皮膚科で処方される薬などは、医師や
薬剤師の指示に従って服用してくださいね。」と皆さんにお願いしました。

彼女は現在、心をコントロールする薬を処方されているが、その薬をやめたいと思って
いる。どうしよう?と、相談されました。

私はやはり、「ドクターに相談してください。貴女が不安だと言うからドクターは薬を出して
くれるのです。いろいろな症状のうち、こんな症状が良くなったと 伝えれば、お薬を変えて
くれたり、減らしてくれますよ。」と、お伝えしました。

彼女曰く、「そういえば、お医者さんに対して良くなったということを言うことは少ないですね。」
そうなんです。患者さんは症状が改善したことは、あまり言って 下さいません。
良くなったことを、口に出して言えば、身体はドンドン良くなろうと しますよ!

今回話題になったブログは、最初の頃に書いたものです。それを読んでくださったことは
とても嬉しく思いますし、気持も引き締まります。
拙い文章ですが、愚直に続けていこうと思っています。応援、よろしくお願い致します。

30代 女性 耳ツボ ダイエット?

肩こりと頭痛で昨年末頃から通院してくださっている30代の女性。
肩こりも頭痛も随分改善され、通院の間隔も伸びて、先日久しぶりに来院されました。

来院当初とても気になっていた、右側の首筋の凝り もそれ程気にならなくなったが、
1カ月程前から食欲がありすぎて、食べても食べても満腹にならなくて困っているとのこと。
美容師さんですので、忙しい時は1日1食 の時もあり、食べるときは食べ過ぎてしまう
そうなんです。

これは満腹中枢が麻痺している状態と言えますので、それを是正するために耳のツボに
置き鍼をすることをお勧めしました。
下図のように、赤ちゃんが逆さまになっているようにツボが配置されている耳のツボに置き鍼
をするのが耳鍼です。

この方の場合は、食欲を抑えるために胃の入り口の「噴門」と、精神的に効用のある「神門」に
セイリン・パイオネックスを置鍼しました。(上図のオレンジ色のところ)
時々、張替えが必要です。異常な食欲が治まるまでしばらく続けていただきます。

耳ツボに鍼というと、ダイエットを思い浮かべる方も多いと思いますが、耳に鍼を刺すだけで
ダイエットが出来るわけではありません。同時に食事の摂り方や適度の運動を取り入れないと
無理です。

私はダイエットを希望される患者さんに、いつもこう言います。
「耳ツボはご自身がダイエットを始めるキッカケにしてください。これを機に、食事や運動にも
取り組むんだという意気込みにしてください。」と。

40代 男性 頸椎ヘルニア

昨日、午前の診療時間終了間際に、ある男性から「これから診てもらえないか?」
と電話がありました。午後は往診に出かける予定があり、その時間に遅れそうでした
ので、一旦はお断りしようと思いました。でも、その電話には何となく逼迫感を感じま
したので、 至急来院していただくことにしました。

その方は、1年半程前から頸椎ヘルニアのため、首に負荷をかけることをドクターから
止められており、仕事も休職中とのことでした。ドクターは手術の話もするのですが、
成功率が良くないことも 伝えられています。ドクターからは「治らない。」と宣言されて
いるとのこと。

希望が見出せなくなっている時、10数年前に相談した占いの先生を訪ねました。
そこで、「あなたには治そうとする力がある。」と言われ、当院をご紹介くださいました。
その占いの先生は、当院の患者様です。
私は責任重大だと思いましたが、とにかく、この方が 何か光を感じてくだされば、と
思い、鍼灸治療をさせていただきました。

初めての鍼灸治療ですので軽めの治療にしましたが、右手のシビレ感、脱力感、痛み
が軽減し、手の皮膚の色が赤みを帯びてきれいになりました。
その方はその手をしみじみを見ながら、「希望が見えてきました。先に進めそうです。」
と、おっしゃいました。

遠方ですので、月に2度程の治療しかできませんが、続けて来院されるようです。
今回の治療結果が次回の来院時まで持続されることは難しいかもしれませんが、
希望を持っていただけたことは間違いないと思います。
私は益々 、責任重大です。

ガン患者さんに寄り添う

当院にもガン患者さんが来院されることがあります。
現在も、肺ガンで肺の一部を切除手術された方が通院されています。
手術後の痛みや倦怠感が楽になられました。
今後は精神的なことも含めてケアさせていただくつもりです。

一昨年は、友人のご主人の胃ガン末期症状緩和ケアのお手伝いを少しさせていただきました。
この方の場合は、友人が病院で背中にお灸をされていました。
とても気持ち良さそうだったとのことです。
残念ながら、その方は症状の進行が早く、その後間もなくお亡くなりになりました。

最近、息子さんの紹介で70代の女性が来院されました。術後、息子さんのことをお話して
いる時に、息子さんがガンに罹患されていることをお聞きしました。予約の際に、久しぶりに
お話しした息子さんはとても優しい方のように感じました。

息子さんは病気の為にあまり働くことができず、お母さんが主に生計を支えていらっしゃる
とのこと。辛いお話をお聞きしてしまいました。
お母さんはお掃除のお仕事をされていらっしゃるので、とても身体がきつそうです。

今後、このお母さんをどのように支えて差し上げれるか?新たな課題をいただきました。

40代 女性 腰痛 駆け込み寺

30代の頃から通院してくださっている、エアロビクスインストラクターの女性。
ご来院はいつも、腰がとても危なくなるちょっと手前です。

今回もそんな状況で来院され、鍼灸治療をさせていただきました。
前回は昨年の8月に1度来院され、1回の治療で大丈夫だったようです。

でも今回はそんな訳にはいかず、3日間続けて治療させていただきました。
何とか大丈夫になったようです。

彼女にいつも言うことは、「1カ月に1度でいいから定期的に治療すれば、こんなに
痛い思いはしなくても済むんですけどねぇ~ 。」
彼女、「それはわかっているんですけどねぇ。」という会話。

まぁ、いいかっ!
鍼灸・AOIは駆け込み寺という役目もあるのだから・・・。
皆様、駆け込み寺をせいぜいご利用くださいませ。
お待ちしています。

30代 男性 口の周りの筋肉の違和感

2年程前にインターネット検索で来院してくださった30代の男性。
肩こりや首筋のこり もあるのですが、初診時からずっと訴えていたのが、
口の周りの筋肉の違和感です。

唇の横のあたりのつっぱりが気になったり、あごのあたりのつっぱりが気になったり
と、毎回違う部分を鍼灸治療させていただきました。治療したところは順に消えて
いきました。

部分的な局所治療に加えて、肩や肩甲間部 のこりの治療もしました。
ご本人は局所が とても気になっていらっしゃるのですが、本当は肩や肩甲間部 のこり
が原因なのでしょうね?

月に2~3回のペースで6カ月くらい通院してくださいました。
今はどうしていらっしゃる のでしょうか?

30代 女性 ひどい肩こり・ひどい頭痛

既にブログに登場していただいている、以前きつい肩こり&頭痛持ちであった男性
のご紹介で来院された30代の女性。
今、この男性の周りでは肩こりがきつく、頭痛に悩んでいらっしゃる方に鍼灸治療を
お勧めすることがちょっとしたブームらしいです。

当院にとってはとても有り難いことです。そして皆さんの合言葉は「1カ月に1度の
治療を継続すれば、肩こりや頭痛に悩まされなくなる!」

この女性も肩こりがきつく、5~6年前から仕事が忙しい時に 定期的に頭痛を
発症していらっしゃるとのこと。

初診時に肩こりと頭痛の鍼灸治療をさせていただいたところ、頭痛は改善され
治療後1カ月経っていますが、その後 頭痛は起きていないとのことです。

肩こりに関しても2回目の治療以後良好の模様で、最近では今まで気にならなかった
背中の張りを感ずるようになってこられたようですので、その治療もさせていただきました。

10日に1度の治療を2回続けていただいた後、次回は2週間後の予約をされました。
目標の1カ月に1度の治療も間近ですね!
健康管理のため、定期的な鍼灸治療を是非お勧め致します。

30代 男性 右肩の痛み・右手のシビレ

最近来院してくださったパソコン関連のお仕事をしている男性。
背が高くとてもオシャレでその上、イケメンですので、 ドキドキしながら(笑)
治療をさせていただいています。

右の肩甲間部が痛くて、手がしびれるということでしたので、肩こりのひどい状態と
思って、うつ伏せの姿勢から治療を始めました。そしたら、途中からその姿勢が辛い
とのこと。しまった!と思いました。bearing.gif

 

結局、横向きの姿勢で治療をし直しました。この姿勢は、五十肩の人や妊娠されて
いる方、お年寄りの方の場合の治療スタイルです。

若い30代の方でも 、五十肩のような症状もあるのです。五十肩と同じ治療で3回
でほぼ良くなりましたが、あと少し気になるところが あるので、もう少し通院していただ
きます。また、ドキドキしながら治療をさせていただきますね!icon_redface.gif

50代 女性 不安症

4年前から通院してくださっている50代の女性。とてもお若く見える方です。
初診時の所見は鼻水とノドの痛みを伴う風邪の症状でした。
風邪を引くことに非常に恐怖感を持っている方で、不眠も訴えていました。

当院での治療の際、仰臥位(あおむけの姿勢)の時には、目の上にガーゼのハンカチで
目隠しをしていただきます。温めるための治療器である赤外線が目に入らないためです。

でもこの方は、「怖い」と言ってそれを嫌がっていました。ほんの弱い電気を通電する
パルス通電もさせていただけませんでした。

3~4回の鍼灸治療で、風邪の症状を気にされなくなり、夜も良く眠れるようになりました。
半年くらい経った時には、治療は1ヵ月に1度で大丈夫になり、気づいたら目隠しもできる
ようになり、肩こりの時にはパルス通電もできるようになりました。

現在は早起きをして、元気に小学校の用務員さんをされています。
もう大丈夫ですね!

40代 女性 突発性難聴(Ⅱ)

治療は特別なことをした訳ではなく、通常の首筋のこりをほぐす鍼灸治療を続けました。
得気治療器による電気鍼や灸頭鍼の併用です。毎回、治療後すぐは耳の下のあたりが
ほぐれるのですが、すぐにまた硬くなるということを随分繰り返しました。

そのうちある時、患者さんが面白い表現をされました。「耳を塞いでいる壁が取り
払われて、ボワーと風が吹く感じがする。」と、言われたのです。
それを境に少しずつ快方に向かい、初診から4カ月半頃にはほとんど完治しました。
その間、14回通院されました。最初1カ月は週1回、そのうち10日に1回、最後の
2カ月は2週間に1回というペースでした。

突発性難聴の完治は難しいです。この方の場合は、耳がふさがれるという症状
でしたが、耳鳴りによる難聴、特にキーンという高音域の耳鳴りの場合は特には
難しいです。

一般に言われていることは、突発性難聴になったらすぐに耳鼻科で点滴をしてもらうこと。
早ければ早いほど良いということです。

少し症状が落ち着いたら、気長な鍼灸治療をお勧めします。肩こりや腰痛と違い、
すぐに好転してきません。諦めずに鍼灸治療を続けましょう。

« 前ページへ 次ページへ »

ページの上部へ

Copyright © 2015 - 2025 鍼灸AOI All Rights Reserved.