鍼灸・AOIブログ
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患者様の声

不妊症(Ⅱ) 妊娠力に影響を及ぼすもの①

妊娠に最も影響は大きいのが、女性の年齢です。

女性は年齢とともに妊娠しにくくなる

女性の年齢と妊娠には、密接な関係があり、女性が年齢を重ねれば重ねるほど、妊娠しにくくなります。
そして、それには、卵子のなりたちが関係しています。

男性は、毎日新しい精子をつくり続けていますが、女性は生まれたときには卵巣内にすべての卵子の元がすでに
存在し、新たにつくられることはありません。そのため、加齢とともに、卵子は少なくなり、その質も低下してしまいます。

年齢とともに卵巣内の卵子は少なくなっていくのですが、その減り方は下のグラフの通りです。
女性が生まれる前には、既に、その卵巣には約200万個の卵子が備わっています。
ところが、その後は減る一方で、月経のはじまる思春期頃までには、約180万個が自然消滅し、
約20万個にまで減ってしまいます。
そして、月経がはじまってからは、一回の周期に約1000個、1日に換算すると30~40個も減り続けると
言われています。さらに、30代半ば以降はそれに拍車がかかり、37歳で約2万5千個、そして、
閉経をもってゼロになってしまうのです。

一方、残っている卵子は、本人と一緒に年をとっていきますから、カラダのさまざまな臓器と同じように「老化」します。
そのため、数が減ってしまうだけでなく、質も低下してしまうのです。

このようなメカニズムによって、年齢が高くなるほど、排卵はしていても質のよい卵子が排卵される頻度が少なく
なっていきます。これが、年齢とともに妊娠率が低くなる、最も大きな理由です。

不妊症(Ⅰ) 不妊症とは 

以前から約束していますように、当院のホームページの婦人科部門の情報を充実するための
準備を始めました。 私自身がもう一度知識を整理するつもりで勉強させていただきます。

まず、Wikipedia(ウィキペデイア)から

不妊症とは、世界保健機関による定義は「避妊をしていないのに12ヶ月以上にわたって妊娠に至れない状態
となっているようです。

日本では正常なカップルでは妊娠を希望し性生活を行った場合は6か月以内に65%、1年で80%、
2年で90%、3年で93%が妊娠にいたるとされています。よって日本においては、妊娠を望んでいる
カップルの約10%が不妊症であるとされています。

なお、男性側に問題があるケースが約40%、女性側に問題があるケースが40%、両性に問題がある
ケースが15%、原因不明な場合が5%あるとされています。

一方で妊娠するのだが、習慣性流産となってしまう場合を不育症といいます。
不育症は広義の不妊症の一部に組み込まれることもありますが、基本的には概念が異なります。

じゃこう(掌の多汗症) 20代 女性

webで検索して来院してくださった20代の女性。
かなりの緊張屋さんで、ひとりでの来院は怖いからと友人の方とご一緒においでになりました。

手や足に尋常でない程の汗をかくとのこと。鍼灸治療が良いのでは?と勧められての来院です。
彼女が、ネット調べた「じゃこう 多汗症」らしいと教えてくれました。私は正直「じゃこう??」
と思い、後で私もネットで調べようと思い、とにかく緊張を緩める治療をしました。

手の汗が直ぐに引くわけではありませんが、緊張のひどい状態はゆるんだようで、治療後良い
顔になっていました。 次の治療の時にお聞きしたら、その時に訴えていた胃の不調や足の
むくみは少し改善されて、体が軽くなったと喜んでおいででした。2回目はお一人でした。

ネットでしたべたところ、石垣島の人からの以下の投稿を見つけました。

じゃこうとは、掌の多汗症のことである。(これは方言?)
手先、足先にだけ、尋常じゃない汗をかく。

また、じゃこうは麝香( じゃこう:ジャコウジカの雄の麝香腺分泌物を乾燥したもので,特異な香気がある.
香料とするほか,漢方で強心・鎮痙・解毒薬などに用いられる.)に由来し、女性のフェロモンに関係
するのでは?ということが何となくわかりました。

40歳 女性 不妊症(最後のチャレンジ)

インターネットで検索して来院してくださった40歳の女性。最初、電話をいただきました。

「現在不妊治療をしているが、以前鍼灸治療と併用した時に卵の状態が良かったので、
貴院で受診したい。」
「失礼ですが、 お幾つですか?」と、私。「40歳です。」

「厳しいお話をしますが、年齢的になかなかシビアですよ。それをご承知の上で
ご来院いただくことになります。」と、お伝えしました。

最近、良く話題にされることですが、以下のことは是非皆さんに周知していただきたいと
思います。

卵子の数が年齢とともにドンドン減っています。
赤ちゃんの時に200万個あった卵子は、10代で30万個になり、35歳からは激減し、
40歳では5000個になります。年齢とともに卵子の質も低下します。
(当院ブログ 3/17、 3/18をご覧ください)

厳しい事を言いましたので、もうご来院いただけないと思っていましたが、あらためて予約を
いただきました。

来院されたご本人にお聞きしたところ、これまでにタイミング療法、人工授精12回、体外受精5回、
受けていらっしゃるとのこと。電話での話を聞いてみたら、「女性の先生にはっきり言っていただいたことに
よって、時限をきって今年中に最後のチャレンジをしたい。」と、言われました。

そう聞いては私も頑張らざるを得ません。Tさん、一緒に身体を整えていきましょうね!

当院では、女性特有の症状に対する治療を心をこめて続けていきたいと思っています。
それぞれの症状に対する情報をホームページ上に整えていきますので、もうしばらくお待ちください。

梅雨時の健康法(Ⅰ) 痛みの再発(ムチ打ち症、頭痛 、膝痛)

気象台の発表では、東海地方は明日にでも梅雨入りとのこと。
また、いやな季節がやってきますね。植物には必要な雨ですが・・・。

この季節、腰痛、頭痛 、膝痛など痛みの持病がある方は特にご用心!
冬の寒さを何とかクリアーして、陽気の良い春の間は痛みを忘れているのですが、
梅雨時になると、忘れていた痛みが再発することがあります。

腰痛、頭痛 、膝痛など身近な痛みの他に、随分前に罹患したムチ打ち症や
骨折、脱臼、捻挫など普段はほとんど痛みを感じていないような症状も、ズキズキ
とか、ジーンというようないやな痛みを感ずることがあります。

このような痛みは、いずれも鍼灸治療の得意とする 分野です。
痛みを感じ出したら、是非早い目に治療を受けることをお勧めします。

またこの季節、 胃腸の不調も起こりがちです。鍼灸治療で気持ち良い体を整えましょう!
気になる症状は何でもご相談くださいね!

40代男性 腰痛・ダイエット

削磨の仕事をされている会社員の男性。
前かがみの座り仕事の為、腰痛には常に悩まされているようで、4~5年前から
時々痛みを発症し、3年前にはギックリ腰を起こしました。

お昼休みに通院していただくために、背部のみの治療を続けています。
1週間に一度の治療を3回ほどでかなり良い状況になったのですが、ある時、痛みが
再発し、こちらに来院できない時に整形外科で診療を受けたところ、レントゲンで
軽度のヘルニアと診断されました。近々、MRIも受診予定とのこと。

その後、経過は順調ですので、今後は10日に一度の通院にしていただきます。
でも、経過観察は必要な方です。

診療中にいろいろとお話をされる方ですので、日常生活のアドバイスなどもさせて
いただいています。お酒が好きで食べることも大好き!結果は?
そう、ダイエットが必要です。これまでは、気の向くままに食べて、飲んでいたようですが、
来院後は少しずつ意識するように なったとのことです。

また、仕事中に粉塵防止の為のマスクをしていないということも判明しましたので、
愛知県は窯業が盛んなので結核の人が多いということもお話しました。
これからは気をつけてくださることでしょう。

40代前半女性 排卵痛・生理前症候群

以前から表記の症状で来院してくださっている女性。
排卵痛がとてもひどく、しぼられるように痛いことがあり、とても辛そうにしているので、
ご主人が心配して予約の電話をくださったこともあります。

その方には、昨年7月から月に2回 通院していただき、女性ホルモンの調整のための治療や
子宮の裏側を温める鍼灸治療を させていただいていましたが、症状は徐々に落ち着き、良い
状態を維持できていました。今年の3月前半頃までは・・・。

ところが、4月は来院されませんでした。その間、またひどい痛みと発熱がぶり返したようです。
「どうして来なかったの?」 と聞いてみると、「2週間に一度ずっと治療に通わないといけないのが
不安で・・・。」ということでした。

最近婦人科を受診していないということでしたので、本人の希望で私が存知上げている婦人科の
女医先生にセカンドオピニオンをお願いすることにしました。

結果は・・・。「内診的には問題ない。ピルを飲めば、痛みは楽になるが、貴女の体力では今は
勧められない。月に2回の鍼灸治療で調子がいいなら、治療を続けながら漢方薬を飲みなさい。 」
と、診断されたとのことです。本人もなるべくピルは飲みたくないと思っています。

Mさん、観念してしばらくは2週間に一度の治療を続けてくださいね!
身体が整ってきたら、きっと1カ月に一度の治療で大丈夫になりますから、それまでガンバ!!

30代後半女性 自転車転倒

以前から何か事ある度に、来院してくださっている3人の男の子のお母さん。
この度は、1カ月半程前に2歳の子供さんを自転車に乗せていて一緒に 転倒し、
右の頚、肩を打撲して右肩が不自由であるとのこと。

転倒後は整形外科にかかっていて直ぐに当院においでになれなかったそうです。
本日やっと来院できた、と喜んでおいででした。

この方は、これまで随分いろいろな症状を改善させていただきました。
原因不明の足の痛みの時は、何か変な病気ではないか?と気に病んでましたが、
普通に痛みを取る鍼灸治療をさせていただき、普通に改善しました。
安産のツボに置き鍼をして、赤ちゃんがスルッと生まれたことも2度あります。

というわけで 、鍼が良く効き、鍼大好き人間です。今回もそれ程時間がかからず
改善することでしょう。本日の治療で、肩の動きはスムーズになりました。

私が一番気になったのは、2歳のお子さんが頭に怪我をしなかったか?ということです。
幸いタンコブが出来た程度で、レントゲンでも異常はなかったとのこと。よかったぁ~。

皆さん、自転車の転倒には 気をつけましょう!
かく言う私も、2度大きな転倒をして2度とも、左側頭部に4~5針の縫合処置を受けました。
一度は脳しんとう を起こし、一時的に記憶が飛びました。
今でも、無理をすると、時々その部分がズキン!ズキン!と厭な痛みを発信します。
その痛みは健康のバロメーターであると肝に銘じています。

頭痛について(Ⅳ) 群発頭痛

③群発頭痛

ある一定期間、毎日のように明け方のほぼ決まった時間に起こる「キリでえぐられるような」激しい頭痛で、
その起こり方が群発地震に似ているのでこのように呼ばれます。
原因は解明されていませんが、 頭部の血管が拡張して痛みが生じると考えられています。

《対応》

  • 特別な治療薬があるので、疼痛外来を受診する。
  • 頭痛が発生している時の飲酒は避ける。また、多量の飲酒も避ける。
  • 頭痛が起こりそうな時、深呼吸をすると予防できることがある。

 

 

頭痛について(Ⅲ) 緊張型頭痛 

②緊張型頭痛

首や肩のコリ緊張、ふだんの姿勢の悪さ、ストレスや精神的な緊張などにより、
筋肉が緊張することから、肩コリやギューッとしめつけられるような痛みが起きます。

《対応》

  • 長時間座位のことが多い人は、背筋を伸ばすなど適宜筋肉をほぐすようにする。
  • ぬるめのお風呂にゆっくり入ったり、首や肩をマッサージする。
  • ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を行うようにする。
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