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AOI通信 2019年6月号

今月のテーマは「口内炎」

口の中にブツブツができたり、ただれて食事の際にしみたりするのが口内炎の症状。
口内炎ができてしまったら、手の甲側の親指と人差し指の間のくぼみに位置する「合谷」のツボを反対の手の親指で強く刺激してみてください。
肘を曲げてできるしわの外側に位置する「曲池」も口内炎によく効くツボです。
胃腸の調子を整えるツボとして、みずおちとへそを結んだ線の中央に位置する「中脘」、膝下の外側のくぼみから指四本分に位置する「足三里」を押すのも効果が得られます。
口内炎にはビタミン欠乏症やウィルス性のもの、またアレルギーが関連するものなどさまざまな原因がありますから、どの原因による症状かを見極めることも大切です。

引用セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

健康豆知識  ~口内環境を整えて、歯周病予防~

日本人では予備軍を含め、中高年の約8割が歯周病にかかっているといわれています。歯周病は糖尿病や骨粗しょう症など、他の病気が影響してかかりやすくなります。ゆっくり進行し、痛みなどの初期症状はほとんどありませんが、放置しておくと歯を失ってしまうこともあるので、要注意。

歯を磨くと歯肉から出血する、歯肉が赤く腫れている、朝起きた時口の中がネバネバする、歯間に物が挟まりやすいなどの症状があれば歯科医師に相談を。
日常生活では鼻呼吸を心がけ、歯垢をためないようデンタルフロスや歯間ブラシを使った歯磨きで、磨き残しをなくしましょう。定期的に歯科医院に通うことも、歯周病の予防には効果的です。

健康ミニメモ

ビタミンC:体のあらゆる細胞の修復を促進する効果があるビタミンC。歯ぐきの修復にも高い効果を発揮するので、歯周病対策にも役立ちます。ビタミンCは、緑黄色野菜・いも類・果物などに多く含まれます。

ことわざ健康法  ~蟻の穴から堤も崩れる~

小さな油断や不注意などから、大きな失敗や損害を引き起こすことの例え。歯周病が口腔内の毛細血管を通じて内臓に侵入することで、心臓疾患、糖尿病などを招いたり、増殖した歯周病菌の影響で誤嚥性肺炎、脳梗塞を起こす確率が高くなるといわれています。口内だけの病気と油断せず、全身の健康を守るためにも、予防をしっかり行いましょう。

「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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