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AOI通信 2011年3月号

今月のテーマは 「鼻づまり・目のかゆみ」

風邪を引いた際や花粉症になると鼻がつまったり、鼻水やクシャミが止まらない、目のかゆみや充血、涙目などで不快な思いをすることもあるでしょう。
鼻づまりに悩まされている際にツボ療法では、まず頭のてっぺん中央にある「百会」、内目尻と鼻の根元の中間のくぼみ「睛明」、小鼻の両脇の「迎香」を押さえます。
このほかにも、人差し指と親指の間のくぼみ「合谷」というツボが昔からよく効くとされています。また、アレルギー体質で花粉症などによる鼻づまりには首の後ろの根元、第一胸椎棘突起の上にある「大椎」のツボを押さえるのを忘れないようにしましょう。目のかゆみには内目尻と鼻の根元の中間のくぼみ「睛明」、目の下の「承泣」のツボを刺激してみてください。指で2~3秒押したら離すという動作を繰り返し行うことで、徐々にかゆみが治まり、目がすっきりしてきます。ツボ療法は現代生活で失われがちな自然治癒力や免疫力を高めるためにも役立ちます。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

春爛漫

陰の気を陽の気に転ずるチャンスが春です。冬の休眠状態にあった細胞は、この季節になると目が覚めたように、活発に動き出します。 新陳代謝とホルモンの分泌が盛んになり、明るく、美しく、軟らかく活動始めるのです。 自然からの大きな贈りもののこの春を、思う存分満喫して楽しむことこそ、爛漫健康法でしょう。

春を歩こう。
 歩けば腎臓と心臓の働きが旺盛になり、血と水が巡り出してストレスが消え、臓器が強くなり、若さを保つことになります。
春を吸おう。
 森林や緑が放出してくれるフィトンチットと呼ぶ植物の殺菌作用と酸素の美しい空気で、血液循環を良くし、血管を軟らかくして肌を艶やかにしましょう。
春を食べよう。
 ほろ苦い木の芽や、たら芽・つくし・ふきのとう・竹の子・ワラビなど旬のものには、植物ホルモンが多く、蘇生力が満ちていて、心臓や胃の働きを整え、気のいらいらをほぐしてくれます。
春を楽しもう。
 桜を賞で、広い空を仰いで、日長になった春の陽気をたっぷり取り入れましょう。
春の夢を見よう。
 春眠暁を覚えず。子の刻・夜11時には就寝し、ぐっすりと休養をとることが、明日への英気を養うことになります。

参考:「薬になる食べもの」篠田雄介著

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