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AOI通信 2012年9月号

今月のテーマは 「頭痛」

風邪を引いた時はもちろん、そうでない時でも頭痛や頭重の症状は現れます。
頭全体、特に頭の真が痛い時には、頭のてっぺんで左右の耳を結んだ線と眉間からまっすぐ後ろに上がった線が交差する位置の「百会」のツボが効果的。 さらに「百会」の後方指二本分に位置する「後頂」も頭痛に効きます。
また額の髪の生え際の中心から親指幅半分上がったところに位置する「神庭」、偏頭痛なら「神庭」から左右外側へ指二本分の「曲差」のツボを押さえてみてください。
側頭部のこめかみのツボ「太陽」も効果的です。
肩こりをともなう頭痛には、首の後ろの根元と肩先を結んだ線の真ん中「肩井」を試してみましょう。
また、風邪で下痢気味の時は、肘の曲がり目の親指側「曲池」、鼻水が出るときには「百会」のツボも効果的です。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

知っておこう、乾燥肌

乾燥肌に禁物、洗い過ぎ・こすり過ぎ

9月に入ると空気が乾燥してきます。乾燥は皮膚をカサつかせ、ダメージを与えるだけでなく、角質層を痛めかゆみを起こします。
また、乾燥と低温を好む風邪のウイルスの活動も活発になり、要注意です。
肌をカバーする保湿剤やクリームも必要ですが、まず皮脂膜の下の角質層を乾燥から守りましょう。
角質細胞の健康を保っているのは天然保湿成分や細胞間脂質です。肌にある皮脂は、肌にとって一番安全な油分です。
洗顔のし過ぎやこすり過ぎで、皮脂を落としてしまわないことが大切。泡立てた石鹸かぬるま湯でやさしく洗いましょう。 キメを整える化粧水や保湿クリームは、オリーブ油やワセリンなどがあり、自分の肌の状態に合ったものを選びましょう。

【健康ミニメモ】

ビタミンA:皮膚の新陳代謝を促進するうえ、細菌に対する抵抗力を高めて、皮膚の障害を防ぐ作用があります。
不足すると、表皮の角質化が不調となり、肌荒れの原因になります。レバー・うなぎ・青じそ・春菊・ほうれんそう・にんじん・のりなどに多く含まれます。
脂溶性なので、緑黄野菜と組み合わせたレバー炒めや、揚げ物にするのがおすすめです。

ことわざ健康法  ~過ぎたるはなお及ばざるが如し~

積極的なのはいいが、過剰になってしまうと、やらないのと同じか、それ以下の結果を招くことがあります。
カサついた乾燥肌に、洗い過ぎ・こすり過ぎは大敵。角質層まで傷つくので要注意です。熱いお湯は油分を過剰に取ってしまうので、水かぬるま湯でやさしく洗います。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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