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AOI通信 2017年3月号

今月のテーマは「膝・足の痛み」

スポーツやトレーニングに励んだり、普段体を動かさない人が急な運動をした時には、決まって膝や足が痛くなるもの。膝がだるい、足全体が痛む、むくむといった症状は関節に問題がある場合や筋肉疲労が原因です。そうした際に効くツボとしては、膝の皿の内側のへりから指三本分上に位置する「血海」、同じく膝の皿の外側のへりから指三本分上に位置する「梁丘」が挙げられます。膝の皿のすぐ下の内側のくぼみに位置する「内膝眼」、外側のくぼみに位置する「外膝眼」、膝の裏のくぼみの真ん中に位置する「委中」も効果的。足の痛みに関しては、腰の第四腰椎棘突起下より左右外側へ指二本分に位置する「大腸愈」、ふくらはぎのほぼ中央で筋肉がアキレス腱に変わるところに位置する「承山」、足首の正面中央のくぼみに位置する「解谿」が有効です。スポーツ等で痛めた時には早めのツボ療法が、そうした症状をやわらげてくれます。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

健康豆知識 ~運動と食事で丈夫な骨を保とう~

体を支えたり、動かしたりするために欠かせない骨。しかし骨密度(骨に含まれるカルシウムなどのミネラルの量)は20歳前後をピークに年齢と共に減少します。放置しておくと骨の中の構造が壊れ、もろく折れやすくなります。骨密度の低下は痛みなどの症状を伴うことがないため、定期的に骨密度を測定し、骨を丈夫にするための生活習慣を身に付けましょう。
運動は骨に適度な負荷を加えることで骨密度を増加させ、骨を強化します。毎日30分の散歩を続けるだけでも効果があります。また骨の健康に欠かせないカルシウムを多く含む食品を積極的に取り入れましょう。ビタミンDを一緒にとると、カルシウムの体への吸収を助けると共に、筋力やバランス力が高まり、転倒や骨折の予防にもつながります。

【健康ミニメモ】

ビタミンD:カルシウムの吸収を助けるビタミンD。骨を形成する細胞の働きを促し、骨の新陳代謝を整える作用があります。ビタミンDはうなぎ、さけ、いわし、きのこ類に多く含まれています。直接骨の材料になるわけではありませんが、骨の強度を高めるためには欠かせない栄養素なので、しっかりとりましょう。

ことわざ健康法 ~えびで鯛を釣る~

小えびのようなわずかなえさで、鯛のような大きな獲物を手に入れることから、少しの投資や労力で大きな利益を得ることのたとえ。カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、日光中の紫外線の刺激を受け、皮下で合成されます。外で長時間日光を浴びる必要はなく、少しの間、手のひらに日光を当てるだけでも十分な効果があるとされています。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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