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AOI通信 2014年8月号

今月のテーマは 「からだの疲れ」

肉体的な疲れは集中力や気力を奪い、精神的な疲労感にもつながりやすいものです。日常の生活でたまってしまった疲労にはツボ療法が効果的。疲労に対する基本のツボは、みずおちとへそを結んだ中央「中脘」、へその真下指二本分の所「気海」、手首甲側の中央「陽池」、腰の第一腰椎棘突起下から左右外側に指二本分「三焦兪」です。さらに、補助的なツボとして、足の裏で足指を曲げると最もくぼむ場所の「湧泉」、手のひらのほぼ中央でこぶしを握ると中指と薬指が手のひらにあたるところの中間「労宮」も使うと良いでしょう。しかし、ツボ療法に頼るだけではなくまず生活のリズムを整えることも大切です。十分な睡眠と心安らぐ休憩を心がけましょう。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

健康豆知識 ~ 食生活で健康を保ち夏バテ知らず ~

夏に暑さと湿気で体調が崩れやすくなることを「夏バテ」といいます。食欲も減退するため食事で十分な栄養素がとれなくなり、疲労が回復しないという悪循環を招きやすいのが特徴です。

食事はそうめんなど冷たくさっぱりした物を求めるようになりますが、胃を冷やすと消化不良になりやすく体力も消耗するため、さらに夏バテを助長してしまうので注意しましょう。そうめんならみょうがや青紫蘇など薬味をたくさん加えたり、酢や梅干しの酸味を利用して食欲を増進させるのがお勧めです。

また、暑いからといってシャワーで済まさず、体温に近い37~38度の湯に半身浴で、じんわり汗をかく程度つかりましょう。10分間程度入ることで副交感神経に作用し、食欲増進や快眠につながります。

【健康ミニメモ】

クエン酸:昔から夏バテには酢やレモンに含まれているクエン酸がよいといわれてきました。体内のクエン酸回路が十分に機能すると、体の各細胞が活発になり、疲労を回復させると共に夏バテで弱った内臓を回復する効果があります。酢やレモン、梅干しなどを使った料理や飲み物をしっかり摂るよう心がけましょう。

ことわざ健康法 ~寝る子は育つ~

良く寝る子は健康で発育がよいということわざです。十分な睡眠は夏バテの予防に効果があり、健康を保つために重要な役割を果たしています。睡眠前には寝室の窓を開けて熱気を追い出しましょう。

この一手間でエアコンの効き方が変わります。寝室の理想的な温度は28度、湿度は50~60%で、暑過ぎず冷え過ぎない環境がスムーズな睡眠につながります。心地よい空間でたっぷり睡眠をとり、夏バテを防ぎましょう。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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