AOI通信
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AOI通信 2019年5月号

今月のテーマは「視力低下」

目は健康の窓ー。
心身の疲労がたまると、目にも影響が現れてくるものです。
その目を活性化させるツボをいくつか紹介しましょう。
内目尻と鼻の根元の中間のくぼみ「睛明」。
「睛明」とは目をはっきりさせるという意味で、人差し指で目頭あたりを探ると分かる上下に走る細い筋の上を、ゆっくりと戻すといった動作を3~4回繰り返しマッサージします。
また、目尻の外側でややくぼんだ所に位置する「太陽」というツボは、目の充血や眼痛、夜更かしのショボショボ目などに効果的です。
そのほかにも、眉毛の内端のくぼみに位置する「攅竹」、瞳の中心の真下で小鼻の脇に位置する「四白」、首の後ろ髪の生え際にある二本の太い筋肉の左右外側のくぼみに位置する「風池」、手の甲側の親指と人差し指の間のくぼみに位置する「合谷」というツボが昔からよく効くとされています。

引用セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

健康豆知識  ~目の負担を減らし、疲れ目を解消~

脳に送られてくる情報の80~90%は、視覚から得ているといわれています。そのため、目の疲れは脳の疲れに直結し、頭痛・肩こり・倦怠感・イライラなどの症状を引き起こす場合があります。
疲れ目の症状には、目がショボショボする・チカチカする・ゴロゴロする・痛くなる・充血する・かすむ・乾くなどがあります。
長時間のパソコン作業やテレビ、度の合わないメガネやコンタクトレンズの使用など、目に負担をかけ過ぎると、目の細胞や筋肉が疲労して、疲れ目の原因となります。パソコン作業では、部屋の明かりや画面の高さ・距離などに注意し、1時間に10分は休憩を取りましょう。目の血行をよくし、涙の分泌を促す温冷パックも効果的。目を元気にするビタミンなど栄養補給も大切です。

健康ミニメモ

アントシアニン:人間の網膜には、物が見えたことを感じさせるロドプシンという色素があります。毎日消費されるので再合成の必要があり、アントシアニンはその再合成を活発化したり、毛細血管の血行を促進する働きがあります。疲れ目や夜盲症に効果があり、ブルーベリー、しそ、赤キャベツなどに
多く含まれています。

ことわざ健康法  ~備えあれば患いなし~

普段から準備を十分にしておけば、いざというときにも心配がないという意味。目がかすむことはよくあるため、あまり気にしない人が多いようですが、10分以上も続く、または何度も繰り返す場合、眼球または視神経の病気が考えられます。白内障や緑内障、その他の病気のおそれがあるので、早めに眼科を受診しましょう。

「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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