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AOI通信 2016年2月号

今月のテーマは「花粉症」

花粉症の時期、街行く人や職場の同僚などの中にマスク姿を見かけるのはそう珍しいことではありません。
風邪を引いているのかな?と思うと、花粉症に代表されるアレルギー性鼻炎というケースも多いようです。
鼻水、鼻づまりなど花粉症の諸症状で悩まされているときは、ぜひツボ療法を試してみましょう。
不思議とアレルギー体質の人に共通して背中上部の一点で強い痛みを感じますが、これが首の後ろの根元、第一胸椎棘突起の上に位置する「大椎」で、指先でゆっくり時間をかけてもみほぐすのが効果的です。
この症状では、鼻づまりの際には頭のてっぺんに位置する「百会」、内目尻と鼻の根元の中間のくぼみに位置する「睛明」、小鼻の両脇に位置する「迎香」を指圧してみてください。
また足の外側のくるぶしと膝のほぼ中央に位置する「飛陽」も、昔から鼻づまりに効くツボとして知られています。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

健康豆知識 ~ 予防しっかり、乗り切ろう花粉シーズン ~

花粉症の人にはつらい季節ですが、今まで花粉症と縁のなかった人でも急に発症することがあるので
注意が必要です。花粉症の3大症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりですが、風邪と間違えて治療法を誤り悪化させることがあります。くしゃみの回数が風邪よりも多く1日に数回発作的に起こる、目のかゆみ、充血、涙が出るなどが花粉症の特徴です。症状が1週間以上続く場合は、早めに受診しましょう。放置しておくと悪化しかねません。
予防策としては、花粉情報に注意し花粉が多いときは外出を控え、外出時はマスクやメガネを着用し、帰宅後に洗顔とうがいをしましょう。花粉の影響を少なくするために、こまめな掃除、洗濯物はよくはたいて取り込む、窓を開けっ放しにしない、などにも配慮しましょう。

【健康ミニメモ】

食物繊維:花粉症を軽減させる効果のひとつが便秘の予防です。便秘になると、腸から吸収されるアレルギーの素もそれだけ多くなり、症状が悪化しやすくなります。
食物繊維は穀類・豆類・芋・野菜・果物・海藻類に多く含まれ、便の量を増やし柔らかくして、排泄しやすくします。また、腸壁を刺激し腸の動きを活発にして、便通をよくします。

ことわざ健康法 ~ 臨機応変 ~

その場の状況や変化に応じて、適切に対処することをいいます。花粉症は花粉飛散量の多いときや体調の悪いとき、突然発症することがあります。花粉シーズンにくしゃみや鼻水などの異常を感じたら、外出時のマスクやメガネ、空気清浄機や鼻洗浄器、薬などを症状に応じて使い分け、臨機応変に対処しましょう。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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