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AOI通信 2010年10月号

今月のテーマは 「眼精疲労」

行楽時のロングドライブともなると、遊びを満喫したあとの帰りの運転中、どうしても疲れが出てきます。特に目の疲れは、動体視力や視野、集中力に影響するので十分な注意が必要です。ちょっと車を止めてツボを刺激してみるのもいいでしょう。
眼精疲労によく効くツボは、眉毛の内端のくぼみに位置する「攅竹」、眉毛の外側の端のくぼみに位置する「絲竹空」、内目尻と鼻の根元の中間のくぼみに位置する「睛明」、目尻外側のくぼみに位置する「瞳子髎」、これら4ヵ所のツボを軽い力で2秒くらいゆっくり押してみてください。軽い疲れ目程度なら、回復するはずです。
また、目の奥が痛いときには目尻の外側でややくぼんだ所に位置する「太陽」のツボを強く押し、さらに目が充血した際には頭のてっぺんに位置する「百会」をこねるように指圧してください。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

蕎麦と長寿

蕎麦は、漢名を「キョウバク」と呼び、花・葉・茎と共に薬として用いられているタデ科の植物で、中国雲南省が原産地、中国北部、シベリア、朝鮮を経て、既に縄文時代に渡来しています。

蕎麦は日本だけでなく、ロシア、フランス、ポーランドなどでも形を変えて、長寿の伝統料理として生きています。
秋の新蕎麦が香も味も格別に良いです。収穫した玄穀を挽いて、種子の中心部の白色部分を篩にかけた一番粉が「更科」、二番・三番の皮や胚芽が多く混ざった玄蕎麦を「藪そば」と呼んでいます。藪そばは成分が多く、本来の香と栄養価が高く、皮が腸を刺激して便通を整え、消化を助ける働きも持っています。

そば粉は水で練るだけで消化吸収も良く、澱粉とタンパク質は良質で、体内でアミノ酸に変わるタンパク価90%。精米76%、小麦47%です。ただし、水溶性のタンパク質が多く、麺では茹で汁に40%も溶け出すので、そば湯を呑むことを奨めます。
ビタミンB1・B2は豊富で、高血圧や動脈硬化に有効なルチンやビタミンP、アルコール分解を促すコリンや、鉄、カルシウムガ多く含有されています。

蕎麦は、老化・糖尿病・心臓・肝臓・肥満・高血圧など、生活習慣病の予防や治療にも優れた健康食品です。この飽食とインスタントの氾濫の世代、ストレスと運動不足からの生活習慣病や、老化を防ぐ食養生として、蕎麦は医食同源の筆頭に挙げられるものです。

参考:「薬になる食べもの」篠田雄介著

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