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AOI通信 2011年1月号

今月のテーマは 「肩こり」

今日、OA機器の長時間使用などによって"肩こり予備軍"は年々増えているのが現状です。そんな肩こりには、首を前に倒した状態で首の突っ張りと肩の骨を結んだ線の中間、筋肉の盛り上がった辺りの「肩井」が効果的です。また第四胸椎棘突起下より左右外側へ指四本分の「膏肓」も効果的です。肘を曲げた時にできる横しわの外端「曲池」も、いつでもどこでも手軽に使える便利なツボです。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

おせち料理

中国の聖人・孔子が、今から2500年も前に著した“春秋”には、この月の、この日に1年が始まるので、この日に正しいことを行えば、天地の間に満ち満ちている“元気”が、その日、その身体に宿るものであるとして、正月元旦と呼ぶと記されています。
「おせち」とは、もともとは五節句のことで、これが御節句に変じ、御節句料理からおせち料理と親しまれる言葉に変じたのです。五節句とは、正月節句、三月三日の雛節句、五月五日の端午の節句、七月七日の七夕節句、九月九日の重陽菊の節句を言います。
即ち年に五回の節目をつくり、その季節の山海の珍味でお料理を習わせ、その節目の季節にからだを護り、生を養うことを覚え、暮らしの歳時記として伝えてきました。つまり、1年に五回のおせち料理を楽しむことにより、潤いと豊かさと健やかさを教えてきたのです。
さて、お正月のおせち料理の煮〆や重詰を覗いてみると、よくよく深い気配りからの献立であると関心させられます。寒い冬の運動不足や、日光浴の不足を補うように工夫され、また、とかく酒・餅・油物と酸性食品に傾き易いのを防ぎ、栄養の偏りを調整するなどの料理の工夫でもあります。
鰹節・干し数の子・棒だら・昆布・田つくりなどは、日光浴をした干物で、これが人間の日光浴を補うことにもなり、しかもアレルギーの起きない、カルシウム・タンパク・ミネラル・ビタミンの豊富な栄養源でもあります。
黒豆・ごぼう・蓮根・椎茸・栗などの黒い実や根菜は、何れも優れたアルカリ食品で、内臓強化・老化予防の基礎的栄養食ばかりです。
近年は、日常が豊かな食生活です。正月元旦の喩えの通り、正しく元気に健やかであるように、もう一度、二月正月を寿ぎて、伝統の素朴なおせち料理に手をかけてみられては如何でしょうか。

参考:「薬になる食べもの」篠田雄介著

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