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AOI通信 2012年1月号

今月のテーマは 「のどの痛み」

のどが痛くて声が出せない、あるいは食べ物がのどを通らない、といった症状は風邪を引いた時など誰もが経験することでしょう。のどの痛みを感じたら、のど仏の中心から左右外側へ指二本分で脈を触れたところにある「人迎」を軽く抑えてみてください。さらに、のど仏の下で胸の骨の上にあるくぼみの中心「天突」そこから左右外側へ指二本分のツボ「気舎」も効果的です。風邪が原因ののどの痛みなら、風邪によく効くツボを押さえてみてください。風邪は東洋医学では、風邪という邪気が入ってきて鼻水が出たり、のどが痛くなる症状を現すと考えられています。この風邪が最初に入ってくるのが、背中の第二胸椎曲棘突起下から左右外側へ指二本分の「風門」というツボで、それが首の後ろの中央のくぼみと耳の後ろの骨を結んだ線の中間で左右に位置する「風池」にたまり、中央のくぼみから上へ親指幅約半分の「風府」に集まるといわれています。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

鍋料理

鱈や鮟鱇や牡蠣、鮭の頭などに、白菜・ねぎ・豆腐を加えて、好みのポン酢で食べる鍋物は、不思議と子供も老人も好む美味しさです。
これらの鍋物の中には、寒い季節に特に必要な良質なタンパク質、脂肪やビタミン、ミネラルを多量に含んだ見事なスープ類。薬味にポン酢を効かせると、消化吸収を助け塩分を控えめにして美味しさを引き立てます。お酒を嗜む人にとっては、肝臓を強め、解毒や二日酔いの予防にもなる好都合な料理です。
私達のからだは、60兆個もの細胞から成り、水分を除けば、主成分はタンパク質です。タンパク質は新しい細胞を作り出したり、ホルモンや酵素の本体になったり、免疫抗体としても活躍するのです。特に体内では作れないで、食べ物だけにある必須アミノ酸を上手に食べることが大切です。その優等生が、鱈や鮟鱇や牡蠣や、卵、母乳、牛乳、豆腐たちなのです。
鱈の肝は、ビタミンAとDの宝庫で、視力回復や粘膜保護の働きを持ち、あん肝は栄養価も高く、ビタミン、アミノ酸も他の魚と一桁違う量と種類が含まれています。牡蠣は海のミルクと言われる滋養強壮の薬効があり、タウリンやグリコーゲンが多いことから内臓の強化や解毒力に注目されています。 鮭は必須アミノ酸の生成を促すビタミンB6が多く、粘りのある血液をサラサラと流す成分が多いことから、動脈硬化や高血圧予防に効くと評価が高いです。白菜はビタミンC、カルシウム、カリウム、ビタミンB6が多く、繊維が便通を整え、発ガン物質を排除し、コレステロールを除く作用がある等々、鍋の中はそれぞれに役者揃いです。

参考:「薬になる食べもの」篠田雄介著

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