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AOI通信 2015年4月号

今月のテーマは「膝・足の痛み」

スポーツやトレーニングに励んだり、普段体を動かさない人が急な運動をした時には、決まって膝や足が痛くなるもの。膝がだるい、足全体が痛む、むくむといった症状は関節に問題がある場合や筋肉疲労が原因です。そうした際に効くツボとしては、膝の皿の内側のへりから指三本分上に位置する「血海」、同じく膝の皿の外側のへりから指三本分上に位置する「梁丘」が挙げられます。膝の皿のすぐ下の内側のくぼみに位置する「内膝眼」、外側のくぼみに位置する「外膝眼」、膝の裏のくぼみの真ん中に位置する「委中」も効果的。足の痛みに関しては、腰の第四腰椎棘突起下より左右外側へ指二本分に位置する「大腸兪」、ふくらはぎのほぼ中央で筋肉がアキレス腱に変わるところに位置する「承山」、足首の正面中央のくぼみに位置する「解谿」が有効です。スポーツ等で傷めた時には早めのツボ療法が、そうした症状をやわらげてくれます。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

健康豆知識 ~体を動かして膝痛を予防しよう~

膝痛のなかでも最も多いものが「変形性膝関節症」です。長年の使用や繰り返される負担が原因となり、関節の軟骨がすり減り、痛みが生じる状態で、一般的に男性より筋肉量が少なく太りやすい、女性に多くみられます。

膝痛があると、膝の使い過ぎと考えて、動かさなくなってしまいがちです。ところが体を動かさないでいると、体重が増えたり、筋肉の低下が起きたりして、さらに症状が悪化してしまいます。悪循環に陥らない為には、早期の段階でウォーキングなど軽めの運動を行うことが大切です。

膝への負担を減らすために、靴は「足の指を動かせる程度、幅に余裕がある」「かかとが低い」「足のアーチに会った中敷」「適度なクッション性のある靴底」を選びましょう。

【健康ミニメモ】

タンパク質:生命のエネルギー源であり、骨や筋肉などの材料となるタンパク質が不足すると、正常な代謝が行われず膝にも悪影響を及ぼします。魚介類や肉にはタンパク質が豊富ですが、同時に脂質も多いので、白身魚や青魚、えび、あさりなどの低脂肪な食品、鶏ささ身や豚ひれ肉などの部位を選ぶと健康的に摂取できます。

ことわざ健康法 ~思い立ったが吉日~

何か物事を始めようと思ったら、すぐに着手するのがよいという教え。正しい歩き方でウオーキングを行うことにより、膝痛予防に大切な大殿筋と内転勤が鍛えられます。脚を前に出したときに、膝が伸びている状態を心がけてましょう。膝を曲げたまま歩いていると、膝痛を招いてしまうので要注意。ショーウインドーなどを見て、歩き方をチェックするのも良いでしょう。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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