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AOI通信 2018年9月号

今月のテーマは「自律神経失調症」

 はっきりとした病状ではないのだけれど、だるいとか頭が重いとか、どうも体調が優れない・・・という症状の時“自律神経失調症”と診断されることがあります。自律神経には交感神経と副交感神経があり、この機能がうまく働かないと不眠や動悸、食欲不振などの原因になることも。両耳の後ろの突起した骨の下端から指一本分後ろに位置する「完骨」を刺激することで全身の疲労感を取り除くことができます。背中の第七胸椎棘突起下より左右外側へ指二本分に位置する「膈兪」は呼吸や消化吸収、血液循環などをつかさどるツボ。背中の第五胸椎棘突起下から左右外側へ指二本分に位置する「心兪」はその名の通り精神活動の中枢に影響を与えるツボです。そのほか、膝下の外側のくぼみから指四本分に位置する「足三里」と呼ばれるツボは、万病に効くといわれています。

引用 セイリン(株)「NON-STRESS MAGAZINE 鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法 Vol.4」より引用・抜粋

健康豆知識 ~油断しがちな秋の病気に注意~

 秋にインフルエンザや食中毒が発症しやすいことは、意外と知られていません。発症の原因は、気温や湿度が低くなってくるため、ウイルスが次第に活発になるからです。夏バテが続いていたり、季節の変わり目でまだ体が新しい季節を迎える準備ができていないため、免疫力が高まっていないことも影響します。
 また、ウイルスが影響する病気以外にこの時期に発症が多いのが、季節性うつ病です。
夏と違い、秋は朝晩の温度差で体に負担がかかり、食欲や体調に関係する自律神経が乱れがちです。さらに気温が下がることで体調不良も起こしやすくなります。日光を浴び、適度な運動を行い、脳と体のバランスを調整するよう心がけましょう。

【健康ミニメモ】

 ビタミンC:ウイルスに対抗するために欠かせない、免疫力を高めるビタミンC。ピーマンやレモンなどの野菜や果物に多く含まれているので、日頃から積極的にとりましょう。
ただし熱や光に弱く、水に溶けやすい性質があるため、食材は新鮮なうちに使うのがポイントです。

ことわざ健康法 ~鉄は熱いうちに打て~

 物事は時期を逃さないうちに実行しないと成功しにくいという意味。基礎体力を高めるための運動は、待ち時間や空き時間、外出中などの時間を活用。たとえば歯磨きをしている間にかかとの上げ下げやスクワットをしたり、電車やバスの中でつま先立ちをするなど、思い立ったら先延ばしにせず、気軽にできることから始めましょう。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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