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AOI通信 2018年6月号

今月のテーマは 「肩こり」

 今日、OA機器の長時間使用などによって“肩こり予備軍“は年々増えているのが現状です。そんな肩こりには、首を前に倒した状態で、首の突っ張りと肩の骨を結んだ線の中間、筋肉の盛り上がった辺りの「肩井」が効果的です。また第四胸椎棘突起下より左右外側へ指四本分の「膏肓」も効果的です。肘を曲げた時にできる横しわの外端「曲池」も、いつでもどこでも手軽に使える便利なツボです。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

健康豆知識 ~ 肩こりの軽減に、正しい姿勢と運動 ~

 肩こりは、無理な姿勢やストレスで筋肉が緊張して硬くなり、その部位の血流が悪くなっている状態です。筋肉活動のエネルギー源であるグリコーゲンが不完全燃焼を起こし、疲労物質の乳酸が筋肉内に溜まって老廃物とともに「こり」のもとになります。
 肩こりの解消には、ストレッチや運動で患部や全身の血行をよくし、乳酸や老廃物を流し出すことが大切。さらに再発防止に重要なのが、日頃の姿勢です。姿勢が悪いと、治療や運動をしてもまたもとに戻ってしまいます。首・肩の力を抜き、頭からかかとまで一直線になる正しい姿勢で、筋肉の負担を軽減しましょう。食事面では、代謝を高め乳酸を分解して筋肉の疲れを和らげ、血行を促進する、ビタミンB群やEを積極的にとりたいものです。

【健康ミニメモ】

 クエン酸:かんきつ類、酢、梅干などに含まれるクエン酸は、ブドウ糖を無駄なくエネルギーに転換するのに欠かせない成分です。疲労物質である乳酸を分解する働きがあり、疲労回復やスタミナ維持に効果的。また、カルシウムやマグネシウムなど、吸収しにくいミネラルと結びついて吸収しやすくする働きもあります。調味料や飲料として、上手に取り入れましょう。

ことわざ健康法  ~断機の戒め~

 物事を途中でやめるのは、機織りの糸を断ち切るようなものだというたとえ。よいと思って始めたことは、途中でやめては効果を発揮しません。肩こりや腰痛に悩まされているなら、正しい姿勢を心がけ、
血行をよくするストレッチや適度な運動を実行し、筋肉活動や血流改善に効果のある食材をとるよう工夫してみましょう。継続していくことが大切です。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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