AOI通信
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AOI通信 2014年1月号

今月のテーマは 「太りすぎ」

過度の肥満は万病のもと。高血圧症や動脈硬化・心臓病など成人病の原因にもなりかねません。ですが、無理なダイエットなどもまた、病気の原因を引き起こしたり、体調を崩す原因となります。体に過度の負担をかけることなくやせるためには、ツボ療法も選択肢の一つです。まず、腰の第二腰椎棘突起下より左右外側へ指二本分に位置する「腎兪」は体調を整え、ホルモンの分泌を正常にしますから、このツボを中心に指圧を行います。さらに背中の第十一胸椎棘突起下より左右外側へ指二本分に位置する「脾兪」、腰の第二仙椎棘突起下より左右外側へ指二本分に位置する「膀胱兪」、胸の第九肋軟骨付着部の下際に位置する「期門」、へそから左右外側へ指五本分よりやや上に位置する「大巨」、内くるぶしから上へ指四本分に位置する「三陰交」、足裏で足の指を屈して最もくぼむところに位置する「湧泉」などのツボも、全身の機能をコントロールし、太りすぎ解消に役立ちます。ただし、療法に頼っているだけではダメ。カロリーの取り過ぎや運動不足を解消することと併せてツボ療法を行ってこそ効果が生まれます。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

健康豆知識 ~ 体を温める食事と服装で冷え性予防 ~

冷え性とは、下腹部や手足の先、関節など、部分的に冷えを感じる症状をいいます。原因は消化・吸収力の低下、ホルモンや自律神経の変調など、全身的な生理作用の低下が影響していると考えられます。 ひどくなると、頭痛や肩凝り、腰痛、腹痛などを招くこともあるので注意が必要です。改善するには、体を冷やさないことが大切。

食事ではごぼう、大根などの冬野菜や、さけを主材料にした石狩鍋など、寒い地域の郷土料理には体を温める物が多くあります。また、運動をして筋肉をつけることもお勧めです。

服装は冷えやすい下半身を温かくし、衣類の枚数は上半身と同じか、1枚多くなるよう心がけましょう。きつく着込み過ぎず、ふんわりと重ね着すれば空気の層を着込むことができ、外気から身を守れます。

【健康ミニメモ】

ビタミンE:冷え性の改善には、血行をよくしてホルモンバランスを調整するビタミンEが有効です。 毛細血管が広がるため血流が良くなり、体が温かくなります。いわし、たらこ、かぼちゃ、ほうれんそう、ピーナッツ、玄米などに多く含まれているので積極的にとりましょう。油と一緒に摂取すると吸収率が高まります。

ことわざ健康法 ~冷えは万病のもと~

体が冷えたままほっておくと、つらい症状を引き起こしてしまうことをいいます。冷え性が原因となって重い病気を招くことはほとんどありませんが、体が冷えて免疫力が低下すると、かぜなどの感染症にかかりやすくなるので気を付けましょう。入浴は体を温めるだけでなく、体の緊張をほぐし手足の血流を改善する効果もあります。40℃以下のぬるめのお湯にゆっくり入りましょう。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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