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AOI通信 2010年1月号

今月のテーマは 「腰痛」

腰の痛みというと、昔はお年寄りのものと思われがちでしたが、最近は若い人にも多く 見受けられようです。
特に、ぎっくり腰や椎間板ヘルニア、変形性腰椎症などを患った 場合は、その痛みに音をあげてしまうことでしょう。

そのような時、腰痛を和らげてくれる ツボは、腰の第二腰椎棘突起下から左右外側へ指二本分に位置する「腎ゆ」、 第四腰 椎棘突起下から左右外側へ指二本分に位置する「大腸ゆ」、第五腰椎棘突起下から左 右外側へ指2 本分に位置する「関元ゆ」で、腰痛の三大ツボと言われています。さらに、 へその左右外側へ指二本分にある「天枢」、ふくらはぎのほぼ中央筋肉がアキレス腱に 変わる位置の「承山」、足首正面中央のくぼみ「解谿」を押さえるといいでしょう。腰痛の 三大ツボから順に「腎ゆ」→「大腸ゆ」→「関元ゆ」、そして「天枢」→「承山」→「解谿」と 指圧していくのが治療のコツです。

※ゼイリン「鍼のはなし」より引用・抜粋

生姜 ーしょうがー

生姜は古代中国で、不思議な天与の薬草として発見され、朝鮮半島を経て伝承してきたと考えられていま す。生姜は“ひねしょうが”そのものですが、蒸して乾燥した乾姜(かんきょう)は一層保温と強壮の働きがあり、 効能は、保温・鎮吐・発汗・解毒・脱臭と痛み・咳・炎症を鎮め、発毛・消化・殺菌作用に優れています。その 広い作用はジンギベロール・ショーガオールのほか、いくつもの成分の相乗効果によります。 外用には円 形脱毛症で、髪の抜けたところに鮮姜片を毎日2~3回擦り付けると血液循環を改善し、発毛を促進させま す。捻挫や寒湿により起きた腰痛や関節痛には生姜汁と里芋を等量にすり潰し、小麦粉をすこしまぜて患部 に塗ると、消腫・止痛の意外な効果に感心します。このように、生姜は台所の身近な常備薬で、健康のため の大事な脇役なのです。

参考:「薬になる食べもの」篠田雄介著

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