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AOI通信 2015年5月号

今月のテーマは「自律神経失調症」

はっきりとした病状ではないのだけれど、だるいとか頭が重いとか、どうも体調が優れない…という症状の時"自律神経失調症"と診断されることがあります。自律神経には交感神経と副交感神経があり、この機能がうまく働かないと不眠や動悸、食欲不振などの原因になることも。両耳の後ろの突起した骨の下端から指一本分後ろに位置する「完骨」を刺激することで全身の疲労感を取り除くことができます。背中の第七胸椎棘突起下より左右外側へ指二本分に位置する「膈兪」は呼吸や消化吸収、血液循環などをつかさどるツボ。背中の第五胸椎棘突起下から左右外側へ指二本分に位置する「心兪」はその名の通り精神活動の中枢に影響を与えるツボです。そのほか、膝下の外側のくぼみから指四本分に位置する「足三里」と呼ばれるツボは、万病に効くといわれています。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

健康豆知識 ~正しい食生活で健康な胃を保とう~

食後の胃もたれ、胸焼け、吐き気、胃痛などのつらい症状が現れる「機能性胃腸症」。検査をしても特に異常がなく、はっきりとした原因はわかっていませんが、知覚神経の過敏や胃酸の出過ぎに、食習慣を中心としたライフスタイルの乱れとストレスが加わり、症状が現れると考えられています。

改善するためには食生活を見直し、暴飲暴食や胃に負担のかかる脂肪分の多い物、硬い物は控えます。
揚げ物や濃い味付け、強い香辛料の使用は避け、焼く、煮るなどの調理で、消化に良い状態にして食べましょう。

また、休養、運動を含め、ゆとりのある生活習慣を心がけることも重要。運動は血行を促進し、消化器の機能を活発にします。ウオーキングなどの有酸素運動は、ストレス発散にも効果的です。

【健康ミニメモ】

ビタミンU:胃腸の粘膜組織をつくり、傷ついた組織を修復するビタミンU。キャベツをはじめ、パセリ、レタス、アスパラガス、セロリ、牛乳、卵などに含まれます。熱に弱いため効率よく吸収するには生食が有効ですが、胃腸を冷やさないよう、煮汁ごと食べられるスープ煮にするとよいでしょう。

ことわざ健康法 ~枕を高くして寝る~

気にかかることがなく、安心してゆっくりと眠ることをいいます。睡眠不足が続くと夜間の胃酸の分泌が促され、胃の粘膜に悪影響を与えます。そのため機能性胃腸症の予防には毎日、平均7~8時間の睡眠がおすすめです。また、寝る直前にストレスがかかるようなことをすると不眠症の原因になります。
寝る前はリラックスすることを心がけ、安心してゆっくり眠りましょう。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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