AOI通信
  • 症例一覧
  • 料金表
  • お問い合わせ

AOI通信 2014年6月号

今月のテーマは 「のぼせ」

精神的な興奮や、自律神経の失調などの体調の変化が原因で起こる「のぼせ」。その他、高血圧症や更年期障害の症状として、血圧や血液循環の異常がある時にもみられます。頭と顔がのぼせ手足が冷えているのが特徴で、東洋医学では「上熱下寒」といい、天(頭)と地(足)のツボをそれぞれ刺激し、血の巡りを天地の境のへその位置に整えるようにします。天部では、頭のてっぺん中央に位置する「百会」、首の後ろ髪の生え際にある二本の太い筋肉の左右外側に位置する「天柱」、さらにその外側のくぼみに位置する「風池」などが有効。地部では、内くるぶしから上へ指四本分に位置する「三陰交」、さらに上へ指三本分からややふくらはぎよりに位置する「築賓」がよく効きます。そのほか、へそから指四本分下に位置する「関元」、へその左右外側へ指二本分、そこからさらに下に指一本分のところに位置する「大巨」なども下半身の血行をよくし、のぼせを抑える効果があります。ツボ療法と同時に「足浴」をすることも効果的。ご家庭で試してみてはいかがでしょう。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

健康豆知識 -夏の食べ物と健康 ~若い女性の貧血~

夏の暑さで体力が落ちると“ちょっと貧血気味で・・・”と訴える女性が増えてきます。欧米女性に比べて日本人女性の貧血は3倍という報告もあり、若い女性の3人に1人が貧血と言われています。

貧血とは、血液が“少なく”なることではなく、血液が“薄く”なること。その原因の多くは鉄分欠乏症にあるといえるでしょう。人間の血液が赤いのは、赤血球の中にヘモグロビン(鉄を含むタンパク質)が含まれているからです。ヘモグロビンは肺から体の隅々まで酸素を運ぶ役割を担っています。
鉄分が不足するとヘモグロビンが十分に作られず、血液中の酸素量が減り、酸素を全身に供給できなくなります。その結果、体がだるい、頭が重い、頭痛がする、めまいがするといった症状が現れます。

特に女性は1回の月経で約30mgの鉄が排出されているので、補給をしなければ不足するのは明らかです。鉄分を多く含む食品として、ほうれん草やレバー、黄卵、米ぬかなどがあげられます。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 健康雑学塾」より引用・抜粋

印刷用画面はこちら

バックナンバー

お問い合わせバナー

サイトマップ

ページの上部へ

Copyright © 2015 - 2024 鍼灸AOI All Rights Reserved.