AOI通信
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AOI通信 2015年3月号

今月のテーマは「鼻づまり・目のかゆみ」

風邪を引いた際や花粉症になると鼻がつまったり、鼻水やクシャミが止まらない、目のかゆみや充血、涙目などで不快な思いをすることもあるでしょう。鼻づまりに悩まされている際にツボ療法では、まず頭のてっぺん中央にある「百会」、内目尻と鼻の根元の中間のくぼみ「睛明」、小鼻の両脇の「迎香」を押さえます。このほかにも、人差し指と親指の間のくぼみ「合谷」というツボが昔からよく効くとされています。また、アレルギー体質で花粉症などによる鼻づまりには首の後ろの根元、第一胸椎棘突起の上にある「大椎」のツボを押さえるのを忘れないようにしましょう。目のかゆみには内目尻と鼻の根元の中間のくぼみ「睛明」、目の下の「承泣」のツボを刺激してみてください。指で2~3秒押したら離すという動作を繰り返し行うことで、徐々にかゆみが治まり、目がすっきりしてきます。ツボ療法は現代生活で失われがちな自然治癒力や免疫力を高めるためにも役立ちます。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

健康豆知識 ~予防しっかり、乗り切ろう花粉シーズン~

花粉症の人にはつらい季節ですが、今まで花粉症と縁のなかった人でも急に発症することがあるので注意が必要です。花粉症の3大症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりですが、風邪と間違えて治療法を誤り悪化させることがあります。くしゃみの回数が風邪よりも多く1日に数回発作的に起こる、目のかゆみ、充血、涙が出るなどが花粉症の特徴です。症状が1週間以上続く場合は、早めに受信しましょう。放置しておくと悪化しかねません。

予防策としては、花粉情報に注意し花粉が多いときは外出を控え、外出時はマスクやメガネを着用し、帰宅後に洗顔とうがいをしましょう。花粉の影響を少なくするために、こまめな掃除、洗濯物はよくはたいて取り込む、窓を開けっ放しにしない、などにも配慮しましょう。

【健康ミニメモ】

食物繊維:花粉症を軽減させる効果のひとつが便秘の予防です。便秘になると、腸から吸収されるアレルギーの素もそれだけ多くなり、症状が悪化しやすくなります。
食物繊維は穀類・豆類・芋・野菜・果物・海藻類に多く含まれ、便の量を増やし柔らかくして、排泄しやすくします。また、腸壁を刺激し腸の動きを活発にして、便通をよくします。

ことわざ健康法 ~臨機応変~

その場の状況や変化に応じて、適切に対処することをいいます。花粉症は花粉飛散量の多いときや体調の悪いとき、突然発症することがあります。花粉シーズンにくしゃみや鼻水などの異常を感じたら、外出時のマスクやメガネ、空気清浄機や鼻洗浄器、薬などを症状に応じて使い分け、臨機応変に対処しましょう。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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