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AOI通信 2019年4月号

今月のテーマは「ストレス」

忙しい日々が続いてからだと心にストレスを抱え込んでいませんか?
過度のストレスは心臓病や脳卒中の引き金になりかねません。
まずイスにゆったり腰掛けて目を閉じ、大きな息を吐きながら、親指をのぞいた四指でみずおちを5~8秒押してください。
さらにわき腹のあばら骨に沿って、指が骨の内側に入るように3~4回繰り返して押し、続いてへそとみぞおちの真ん中をグッと押すと効果てきめん。
頭のてっぺんに位置する「百会」、背中の第七胸椎棘突起下から左右外側へ指二本分に位置する「膈兪」、第九胸椎棘突起下から左右外側へ指二本分に位置する「肝兪」、腰の第二腰椎棘突起下から左右外側へ指二本分に位置する「腎兪」のツボも効果的です。
また足の膝下外側のくぼみから指三本下に位置する「足三里」、内くるぶしから上へ指四本分に位置する「三陰交」も有効。
このツボ療法によって、体の緊張がほぐれ、神経の高ぶりも鎮まります。

引用セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

健康豆知識  ~ストレス対策で、健康な腸を保とう~

大腸や小腸に病気などの異常がないにもかかわらず、腹痛や腹部の不快感、便秘や下痢などを繰り返す「過敏性腸症候群(IBS)」が急増しています。「通勤・通学の途中で突然おなかが痛くなり、トイレに駆け込む」「会議の前日はいつも下痢をしてしまう」などといった便通異常が数か月以上続くこともあり、20歳から79歳の男性のうち、1割近くがこの症状で悩んでいることが明らかになっています。
IBSの主な原因には、ストレスによる自律神経の乱れが挙げられます。家に帰ったら読書やテレビを楽しんだり、ゆっくりとぬるめのお湯につかるなど息抜きの時間を持つようにして、ストレスを軽くする生活を心がけましょう。

健康ミニメモ

カルシウム:カルシウムはストレス解消に役立つ栄養素です。ストレスが加わると体内のカルシウムの消費量が増して、精神の不安定な状態が続くので注意が必要です。カルシウムは牛乳や乳製品、小魚、海藻類、大豆製品、緑黄色野菜などに豊富。インスタント食品の食べ過ぎや偏った食事は、カルシウム不足を招くので注意してください。

ことわざ健康法  ~火のない所に煙は立たぬ~

まったく根拠がなければうわさは立たない。うわさが立つからには、何らかの根拠があるはずだという意味。IBSは便秘や下痢、腹痛など繰り返しているにもかかわらず、トイレに行ったあとには症状が落ち着くのが特徴です。症状を引き起こす原因は必ずあり、まじめで几帳面な性格や不規則な生活などが影響している場合が多く見られます。日頃からストレスを抱え込まないよう、生活習慣や環境を見直しましょう。

「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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