鍼灸・AOIブログ
  • 症例一覧
  • 料金表
  • お問い合わせ

鍼灸・AOIブログ

ボランティア活動と私 (Ⅰ)

私は現在、ケニアの農村で無料医療活動をしている団体の理事を
させていただいています。

私とボランティア活動との関わりは、学生時代に遡ります。

京都で学生時代を過ごした私は、新聞記事で読んだ養護施設を訪問する会
に参加して、京都市内の施設の子供達と遊んだり、学んだりすることから
始めました。

その後、知的障がいの人達を支援する会にも長い間関わりました。
今も代表の方との交流は続いています。

私が国際協力ボランティアに感心を持つようになったのは、大学卒業間近に
出会った、アジアに井戸を贈る会が最初でした。

ボランティアという言葉が使われるようになったのは、ちょうどその頃大阪市に
ボランティアビューローができてからと記憶しています。

私とケニアとの関わりは、次回書かせいただくことにします。

60代 男性 腰椎狭窄症

4年ほど前から通院してくださっている定年退職をされた男性。
腰椎3~4狭窄症で、最初は左の膝下がしびれて痛みを発症していましたし、
右膝半月板を除去したために、正座ができなくてかがむこともできない状態
でした。

とても鍼を怖がる方ですが、辛抱強く通院してくださり、左足のしびれは1カ月後
には良くなられました。
腰の痛みがなくなるのは少し時間がかかりましたが、今はほとんど腰痛のことは
おっしゃいません。

そのかわり、最近は膝の治療に専念しています。それには理由があります。
ご本人は卓球が大好きなのです。なかなか完治はしませんが、膝を使いながらの
治療ですし、若くもないし、とお互いが納得しながら治療しているという感じです。

この方から卓球を取り上げたら、ご自宅での居場所がありません。多分・・・?。
可能な限り頑張っていただきましょう!

40代 女性 自律神経失調症

初診時は様々な症状を訴えておいででした。
肩甲間部から左頚部の凝り、左足首の痛み、ふくらはぎの張りなどの症状の
他に、不眠やイライラなどの更年期障害の初期のような症状も伴っていました。

治療は肩凝りやさまざまな痛みは勿論のこと、生理の調整・心の持ち方の
調整・食欲の改善など多岐に亘りました。

感覚がセンシィティブであるために職場での人間関係には随分、心を痛めて
いらっしゃいました。来院時にはいつも辛そうな顔をしておいででした。

彼女が心を解放できるものはないかと思っていたところ、友人がパステルアート
教室を当院で開設してくれることになり、彼女も参加してくださいました。

彼女の感性は素晴らしいです。
私も教室に加えていただいていますが、全くの凡人です。
いつも彼女の作品を横目で見て、『いい感じだなぁ~』と楽しんでいます。

いまでは、通院回数も少なくてすむようになり、、彼女の辛そうな顔も減ってきました。
「今度の教室では、何を描こうかな?」と、楽しみにされています。

30代 女性 北京から

3年ほど前から通院してくださっている会社員の女性。
背部痛が辛くて、インターネット検索して来院してくださったのです。
最初の治療でかなり楽になっていただいたようで、その後、肩や頚の凝り・頭痛
などの症状で定期的に通院してくださっていました。

ところが、一昨年の2月から中国・北京へ赴任。
当院での治療をとても楽しみにされていましたので、残念がっておいででした。

時々帰国される時があるのですが、その時は当院に立ち寄ってくださいます。
時には中国から電話を掛けて予約をしてくださることもあるようです。

「北京の空気が悪く、外を歩けないから太っちゃいました。・・・」など、楽しい会話を
しながら治療をさせていただきます。そして、お付き合いできる時は、近くの小料理屋
さんで和食をご一緒させていただきます。

でも残念なことに、二人の行きつけ?の小料理屋さんはクローズしてしまいました。
何処かいいとこ探さなくっちゃ!

30代 男性 全身疲労

ビルの清掃のお仕事をしていらっしゃる男性。
初診時は腰痛、肩や頚のこり、背部痛などいろいろな症状を訴えて
いらっしゃいました。

最初のうちは毎回症状をおっしゃっていたのですが、最近は「全身だダメな
感じです。」と、言われてベッドにダウン。

お話を聞くと、仕事は夜遅くなり、午前様になることもしばしば。
また、突然の仕事の割り振りで予約の日に来れないこともあり、そんな時
ご本人はとてもがっかりされるようです。
代休が取れると勇んで来院されます。

こんなに頼りにされているなんて嬉しい限りです。
ベッドに横になっている時はゆっくり休ませてあげたいとつくづく思います。

20代 女性 足首捻挫

ジャズダンスの公演を数日後に控えた女子学生さんが悲壮な顔で来院しました。
約1カ月前、練習中に着地に失敗して右足首を捻挫したとのこと。

整形外科を受診したが、湿布薬をもらったのみ。そのうち治るのでは・・・と
思っているうちに歩くのも痛くなり、ジャズダンスの先生に勧められて来院。

ダンスやバレエの人達は、いつもこうなんです。
「もう少し早く来てよ~。」と言いたくなります。
「中には明日、発表会なんですけど何とかして下さい。」というお子さんを
連れて来られるお母さんもいらっしゃいます。
私は、いつも責任重大なんですよね!

今回のお嬢さん、本番は7センチのヒールをはいてジャズダンスを踊るとのこと。
治療前には右足のつま先立ちは無理、右足の甲も伸びない状態でした。

治療は少し荒治療でしたが、何とかつま先立ちができ、足の甲も伸びて7センチの
ヒールをはいて踊ることができるようになりました。
ポイントに置き鍼(円皮鍼)をし、本番用に予備に置き鍼も渡しました。

本人はびっくり!鍼って凄いですね!と感動しきりでした。

本番後、ケアの為にまた来てね。と伝えましたが、来てくれるかなぁ~?

羽生選手と置鍼

ソチオリンピックでのフィギュアスケート羽生選手の演技、素晴らしかったですね。
遅ればせながら、金メダルおめでとうございます。

羽生選手が喘息に悩まされていることは、報道で知っていましたが、その克服に
鍼灸治療で使われる置鍼が役に立っていることは知りませんでした。

昨年から、硬い上半身かをほぐすため、市販の「置鍼」を使うようになったとのことです。
肺周辺の筋肉が軟らかくなれば、姿勢もよくなり呼吸もしやすくなるのです。
専門家の助言も受け、人体図を見ながら研究したとのことです。

羽生選手の輝かしい栄光の陰には、競技のための努力だけでなく、健康の管理・
体力の増強にも並々ならぬ努力をしているのですね。

彼が使っている「置鍼」は、当院の患者様にも好評です。
今日もジャズダンスの練習中に捻挫した女子学生の治療後に、ポイントのツボに
「置鍼」をしました。2~3日後の舞台にも立つことができるでしょう。

この「置鍼」は、患者様の海外旅行のお伴にもなります。御守りにもなります。
とても頼りになるお伴なのです。

20代 女性 肩凝り・アトピー

学生時代から肩凝りで通院してくださっている女性。
肩凝りがひどい時は時々頭痛がするとのこと。アトピーの症状ももっておいでです。

当院は頑固な肩凝りの方には灸頭鍼と電気鍼を併用して治療をさせていいただく
ことが多いのですが、この方も同じような治療をさせていただきました。

最初は治療が効いて肩が楽になったかな?という状態は治療後2~3日です。
もっと肩凝りがひどい人は翌日にはまた、凝りが・・・という方もいらっしやいます。
でも、ここで諦めてはいけません。

治療を続けることにより、2~3日が4~5日に、1週間にと、OKの期間が伸びて
いき、そのうち10日に1度、2週間に1度ついには1ヶ月に1度の通院で大丈夫に
なります。

この方も、今ではケアの為、1ヶ月に1度の通院をなさっている程度です。
頭痛も起きていないようです。
アトピーの治療も継続してさせていただき、随分良くなられました。

花粉症対策

まだまだ寒い日が続いていますが、そろそろ花粉情報が気になる季節になってきました。

少し早めの対策として、鼻づまり、鼻水などの症状で悩まれている時は、
是非鍼灸のツボ療法を試してみましょう。

詳しくは、2013年2月の鍼灸AOIのホームページのAOI通信をご覧ください。
ツボの説明が載っています。
来月にも掲載予定です。是非参考になさってください。

花粉症、諦めないでくださいね。
気長に鍼灸治療を続ければ、免疫力も高まり、体質が変わってきます。
当院にはそのような患者様が沢山いらっしゃいます。

40代 女性 椎間板ヘルニアによる足の痛み

編み物をお仕事としている女性。手編みも器械編みもお得意のようです。
立ち仕事をされることも多く、ある時、椎間板ヘルニアによる足の痛みで
来院されました。

歩いていると右下肢の胃経に沿って痛みがあり、夜は右下腿外側痛のため、
眠ることができない程でした。

灸頭鍼・電気鍼を中心とする鍼灸治療を週に1度根気良く続けられ、3~4カ月
で痛みがかなり軽減しましたが、寒い時にはブリ返すようでした。

その後は2週間に1度の治療をしばらく続けられ、今は1カ月に1度、ケアの為
通院されています。

この方は、いろいろな食べ物にアレルギー反応を示されます。メロン、スイカなどの
果物もダメだそうです。美味しいものをお気の毒に・・・と、思ってしまいます。

少しでもお役に立てればと思い、花粉症を含めたアレルギーに対する治療も並行して
させていただいています。少しはお役にたてているようです。

« 前ページへ 次ページへ »

ページの上部へ

Copyright © 2015 - 2025 鍼灸AOI All Rights Reserved.