鍼灸・AOIブログ
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60代 /女性・五十肩 ~冷えによる夜間痛が鍼灸治療で完治しました~

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鍼灸・AOIに通院してくださっている患者様にアンケートをお願いしてご協力いただきました。
鍼灸治療をお考えの皆様の参考にしていただければ幸いです。

■施術メニュー

五十肩

《感想》

1月頃より、右肩のだるさが夜中に痛みで目が覚めるようになり、鍼治療はこわくて拒否
していたのですが、娘に後押しされ、5月頃より週1回通院するようになりました。

7月頃より痛みが楽になり、だるさも気にならなくなりました。
先日から一週おきになりました。

■施術内容と経過

初日は、以前に通院してくださっていたお嬢さんが付き添って来院されました。
鍼治療の経験はあるとのことでしたが、その時に怖い思いをされたのかもしれませんが、
とても緊張されていました。ですから、最初は軽めの治療をさせていただきました。
でも、その治療で、夜間痛は少し楽になったらしいですよ。

その後、普通に灸頭鍼や電気鍼を中心とする治療をさせていただき、1か月くらいすると、
帯結びもできるようになり、随分よくなられましたが、ゴルフのために山荘に行かれた時の
夜間の冷えで、時々夜間痛に悩まされていっらっしゃいました。

現在は、五十肩の痛みはなく、肩凝りを中心に時々腰痛のケアなどさせていただいて
います。ある時に施術して差し上げた置き鍼(パイネックス)がいたく気に入ったご様子で
友人の方々にもお勧めくださっているようです。

五十肩の鍼灸治療に関しては、こちらをご覧ください。

 

ケニア・無料医療活動に行ってきました(Ⅲ) ~キャンプ全体を通して~

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今年のキャンプには鍼灸も含めて総患者数として1370名の人達が受診しました。
内科と鍼灸というように複数の科を受診する人もいるので、のべ患者数は1550名でした。

患者さんは、敷地内に張られたテントの中で、受付の順番を待ちます。
キャンプの最初の頃は、現地の人たちは並んで待つことができませんでした。
でも、子供たちと同じように並ばないと診療してもらえないことを学びましたので、
今では写真のように並んで待っています。診療の場でも同じです。

現在、診療は2番目の写真のように、コミュニティセンターの建物の中で行われるようになり、
私たちは体調を崩すことなく元気に診療に励むことができるようになりました。

最後の写真は今年のスタッフです。現地のボランティアも一緒です。人間はとても
小さく写っていますが、後方に大きな塔がそびえ立っています。
井戸水を貯水するタンクが設置してあります。施設の中に水が通るのも、もう間近のことでしょう。

今年もキャンプ報告会が以下のように開催されます。関心のある方は、石川までお知らせ
ください。

2016年度ケニア医療活動報告会
日時:平成28年11月19日(土)14:00~16:30   13:30受付開始
会場:聖霊病院 4F 会議室
参加費:無料(先着 40名様)

ケニア・無料医療活動に行ってきました(Ⅱ) ~鍼灸治療の現場で~

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鍼灸チームは、石川と坂光先生、通訳のリリアンと3人でタグを組んで頑張りました。
今年のキャンプでは5日間で約200名の人たちを治療させていただきました。

一日の始まりは比較的のんびりと治療しているのですが、1時間くらいすると、患者さんが
廊下で長い列をつくります。そうなると、治療は迅速治療となり、ベッドに二人ずつ座って
もらって、腰や肩の背中側と、足などの前面を同時に治療しないと間に合いませんでした。

女性はほとんどの人が背中も足も・・・と全身症状を訴えます。そのうえに、終わりかけに
なって更に治療箇所を追加してきます。私も坂光先生も時々、ムッとなって「Finish!!」と
叫んでいたりしました。

面白かったのは、穴の開いた草履を履いた女性が、かかとが痛いと訴えたことです。
写真を見てください。見事に穴が開いています。かかとにはDr.に処方してもらったシップ薬が
貼ってありました。一番の治療は新しい草履なのでしょうが、一応治療はしました。

現地で役に立ててもらおうと、今回も小児ハリ教室をしました。私が英語で台本を読み、その
台本をリリアンが現地のルオー語に翻訳して通訳してくれるのです。リリアンはとても聡明な
女性で、私たち鍼灸チームはいつも助けられています。

このように現地では鍼灸治療がとても人気です。嬉しいことです。
2010年に初めて現地を訪れた時、「一体何をするんだろう?」と皆が遠巻きに見ていたことを
考えると、隔世の感があります。

 

 

 

ケニア・無料医療活動に行ってきました(Ⅰ) ~ケニアの子供たち~

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ケニア奥地のゲム・イースト村での医療活動の楽しみのひとつに、現地の子供たちに
会えることが挙げられます。

皆さん、みんなとってもキュートでかわいいでしょ!
一日の診療が終わってから、コミュニティセンターに集まってくる子供たちの写真を
撮るのを楽しみに、毎回、重い拘りのフィルム用一眼レフカメラを持参します。

今回も一眼レフでも撮影しましたが、まだ現像に出していませんので、出来上がりは不明です。
取りあえずは、携帯用デジカメでの子供たちを見てやってください。

私たちが現地を訪れるようになって、子供たちは並んで物をもらうということを学びました。
みんなが並んでもらったのは、風船でした。一度並んだ子がもう一度並び直すようなズル
をしないために、風船をもらった子供は門の外に出されます。

10月のAOI通信のテーマは ~「肩凝り」と「肩凝りの予防」~ です!

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いつもお世話になっております。
行楽の秋、読書の秋を迎えましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今月のAOI通信のテーマは「肩凝り」と「肩凝りの予防」です。
ツボ療法や健康豆知識をご活用していただければ幸いです。

肩凝りは肩や首の周りの不快感や痛み、頭が重いなどの症状があり、
放置すると頭痛、吐き気、腕のしびれ、めまいなどを招くので注意が
必要です。

肩凝りの解消には、症状がある部分を中心に全身の血行をよくすること
が大切です。

詳しくはこちらをご覧ください。

時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。

鍼灸・AOI ホームページ ~ 不妊治療ページを充実しました ~

 

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世の女性の晩婚化に伴い、当院でも不妊症でお悩みの方の来院が増えています。
これまでの症例は、患者様の声のこちらをご覧ください。

この度、不妊症でお悩みの方々の参考になればと思い、当院のホームページの
不妊治療ページを充実しました。

不妊治療に対する当院の考え方、当院でお手伝いできること(治療方針・治療内容)、
参考資料(不妊症の基礎知識)などについて掲載させていただきました。

参考にしていただければ幸いです。是非こちらをご覧ください。

 

 

ケニアから帰ってきました~実り多い無料医療キャンプでした~

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9月27日午後、無事にセントレアに到着しました。
東京組の方々も全員無事に帰国されました。

留守中は患者様にはご迷惑をおかけしましたが、その分、現地のゲム・イースト村の
人々の鍼灸治療は頑張らせていただきました。当NPOの理事を務めていただいている
坂光信夫先生と共に、5日間で200名近い患者さんを診療しました。
多い日は60名近い患者さんが押し寄せ、廊下に長い列が出来たほどです。

現地での初めてのキャンプの時に、怖そうに遠巻きに見ていた状況からは想像もできない
ことです。鍼灸治療が市民権を得てとても嬉しく思います。

今回の医療キャンプの様子は後日、続報をお送りしますので、お楽しみに・・・。
NPO法人アフリカ支援アサンテナゴヤのfacebookにもキャンプ報告が掲載されています。
是非こちらをご覧ください。

 

不妊治療≪参考資料≫

参考資料として以下を参照なさってください。
Ⅰ.不妊症とは
Ⅱ.不妊の原因
Ⅲ.妊娠適齢期について
Ⅳ.産婦人科領域の治療について

 

Ⅰ.不妊症とは
WHOによる定義は「避妊をしていないのに12ヶ月以上にわたって妊娠に至れない状態」となっています。日本産科婦人科学会も2015年8月、不妊の定義を従来の2年から諸外国に合わせて1年に変更しました。
日本では正常なカップルでは妊娠を希望し性生活を行った場合は6か月以内に65%、1年で80%、2年で90%、3年で93%が妊娠にいたるとされています。日本においては、妊娠を望んでいるカップルの約10%が不妊症あるとされています。

 

Ⅱ.不妊の原因
WHOの統計によると、妊娠適齢期において、男性側に問題があるケースが約24%、女性側に問題があるケースが41%、両性に問題があるケースが24%、原因不明な場合が11%あるとされています。

また、35歳を超える不妊症の原因の80%が「原因不明」。そのうち90%以上が卵子や精子の質の悪さにあるようです。

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以下のような要因が不妊の原因になると示唆されています。

女性の疾患による不妊
妊娠を行うには排卵し、受精し受精卵の輸送を行い、着床をする必要があります。これらのうちどれかが障害されると女性因子による不妊症となります。内分泌・排卵因子、卵管因子、子宮因子に分けて考えると理解しやすいです。頻度として最も多いのは卵管因子によるものです。

卵管因子:性器クラミジア感染症や子宮内膜症に卵管の一部に閉塞が起こり、卵子、精子の輸送や相互作用が阻害され不妊にいたります。特にクラミジア感染症は不妊症にいたるまで無症候であることが多く、注意が必要です。

子宮因子:ほとんどが子宮の形態異常です。子宮奇形、子宮筋腫、子宮内膜症などが知られています。帝王切開後の不妊は帝王切開瘢痕症候群が原因となる場合も多いです。

 

Ⅲ.妊娠適齢期について

妊娠に最も影響は大きいのが、女性の年齢です。
女性は年齢とともに妊娠しにくくなります。

女性の年齢と妊娠には、密接な関係があり、女性が年齢を重ねれば重ねるほど、妊娠しにくくなります。
そして、それには、卵子のなりたちが関係しています。

男性は、毎日新しい精子をつくり続けていますが、女性は生まれたときには卵巣内にすべての卵子の元がすでに存在し、新たにつくられることはありません。そのため、加齢とともに、卵子は少なくなり、その質も低下してしまいます。

年齢とともに卵巣内の卵子は少なくなっていくのですが、その減り方は下のグラフの通りです。
女性が生まれる前には、既に、その卵巣には約200万個の卵子が備わっています。ところが、その後は減る一方で、月経のはじまる思春期頃までには、約180万個が自然消滅し、約20万個にまで減ってしまいます。

そして、月経がはじまってからは、一回の周期に約1000個、1日に換算すると30~40個も減り続けると言われています。さらに、30代半ば以降はそれに拍車がかかり、37歳で約2万5千個、そして、閉経をもってゼロになってしまうのです。

一方、残っている卵子は、本人と一緒に年をとっていきますから、カラダのさまざまな臓器と同じように「老化」します。そのため、数が減ってしまうだけでなく、質も低下してしまうのです。

このようなメカニズムによって、年齢が高くなるほど、排卵はしていても質のよい卵子が排卵される頻度が少なくなっていきます。これが、年齢とともに妊娠率が低くなる、最も大きな理由です。

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次に女性の年齢と1年以内の妊娠率や妊娠までに要した平均期間を見てみましょう。
妊娠率でみると、20代後半から少しずつ低くなり始め、30代後半になると低下に拍車がかかります。
また、妊娠するまでの平均期間では、20代前半では、妊娠を希望してから平均2〜3カ月くらいで妊娠するものの、35歳を超えると平均6カ月以上かかるようになります。

女性の結婚年齢が年々高くなっている現代、妊娠する力がすでに低下した年齢から子づくりをスタートすることになります。明らかな不妊の原因がなくても、加齢による卵巣機能の低下(卵子の老化)によって妊娠しにくい女性が増えているといえます。

このように、”妊娠適齢期”と”妊娠希望年齢”のギャップが、現代型不妊症の主な原因であると言えます。

不妊治療でも解決できない卵子の老化

卵子の老化を食い止めるには、どうしたらいいのでしょうか?下のグラフは体外受精の年齢別の妊娠率です。妊娠率や出産率は年齢とともに低くなっていることが一目でわかります。
つまりは、卵子の老化による妊娠率の低下に対しては、最先端の生殖医療をもってしても治療できないというわけです。

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Ⅳ.産婦人科領域の治療について
以下はある産婦人科のクリニックのホームページを参考に書かせていただきます。

産婦人科治療の流れとしては、まず基本検査をし、異常が見つからなければ、排卵と射精のタイミングをより正確に合わせるタイミング療法をします。

だいたい半年をメドに、結果が出なければ次は排卵誘発(卵巣を刺激して卵胞を多く 成熟させる)をするという具合に、手段を変えていきます。それを「ステップアップ治療」と呼んでいます。

それでも結果が出なければ、人工授精(精子を子宮に入れる)→体外受精(卵子に精子をふりかける)
→顕微授精(卵子の中に精子を入れる)と、手段や方法をより高度なものに変えていきます。
そこで妊娠すれば、その段階で何らかの障害をクリアしたということです。

ステップアップ治療というのは、ある治療をして、それに対して結果が出るかどうかで判断するもので、どのくらいで次に進むかはドクターや患者さんによりいろいろですが、一般的に5~6周期でステップアップし、2年以内に結果を出すことが望ましいとされています。

「ステップアップ治療」のステージ

タイミング療法→人工授精(精子を子宮に入れる)→体外受精(卵子に精子をふりかける)
→顕微授精(卵子の中に精子を入れる)

ケニア無料医療活動2016参加のお知らせ~現地で鍼灸治療を行います~

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いつもお世話になっております。
ケニアの農村での無料医療活動に出発する日が近づいてきました。

ケニア無料医療活動参加のお知らせ

  9/16(金)午後 ~ 9/27(火)休診させていただきます

院長の石川が理事を務めさせていただいている NPO法人 アフリカ支援アサンテ ナゴヤの
事業の一環である、ケニア西部・ビクトリア湖近くの無医村での無料医療活動に参加させて
いただきます。期間中皆様にはご迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願い致します。

ケニア無料医療活動については、アサンテ ナゴヤのfacebookを是非ご覧ください。

また、アサンテナゴヤの活動については、詳しくはこちらをご覧ください。

9月のAOI通信のテーマ~「視力低下」と「疲れ目の解消」~

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いつもお世話になっております。
朝夕は少し秋めいてきましたが、まだまだ暑い日が続いています。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

今月のAOI通信のテーマは「視力低下」と「疲れ目の解消」です。
ツボ療法や健康豆知識をご活用していただければ幸いです。

脳に送られてくる情報の80~90%は、視覚から得ているといわれています。
そのため、目の疲れは脳の疲れに直結し、頭痛・肩こり・倦怠感・イライラなどの
症状を引き起こす場合があります。

詳しくはこちらををご覧ください。

時節柄、ご自愛くださいませ。

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