鍼灸・AOIブログ
  • 症例一覧
  • 料金表
  • お問い合わせ

鍼灸・AOIブログ

頭痛について(Ⅴ) 頭痛に関する鍼灸治療

当院での頭痛に関する鍼灸治療

鍼灸治療が得意とするのは、肩こりを伴う緊張性頭痛や生理痛などによる偏頭痛ですが、
疼痛外来で群発頭痛と診断された方も来院されています。ある期間通院されますと、
頭痛の程度・頻度が軽減され、頭痛が起きにくい体質に変わっていかれます。
そのようになられた方々には1ヶ月に1度の通院での健康管理をお奨めしています。

治療法

①肩・頚・肩甲間部の筋緊張をほぐす
低周波治療器(得気 トッキ)にて灸頭針と併用。
(写真参照)

②全身治療
胆経を中心にエネルギーの調整をする。

頭痛に関するツボ療法が当院のホームページ・AOI通信のバックナンバー2010.4月号に
掲載されていますので、是非ご参照ください。

頭痛について(Ⅳ) 群発頭痛

③群発頭痛

ある一定期間、毎日のように明け方のほぼ決まった時間に起こる「キリでえぐられるような」激しい頭痛で、
その起こり方が群発地震に似ているのでこのように呼ばれます。
原因は解明されていませんが、 頭部の血管が拡張して痛みが生じると考えられています。

《対応》

  • 特別な治療薬があるので、疼痛外来を受診する。
  • 頭痛が発生している時の飲酒は避ける。また、多量の飲酒も避ける。
  • 頭痛が起こりそうな時、深呼吸をすると予防できることがある。

 

 

頭痛について(Ⅲ) 緊張型頭痛 

②緊張型頭痛

首や肩のコリ緊張、ふだんの姿勢の悪さ、ストレスや精神的な緊張などにより、
筋肉が緊張することから、肩コリやギューッとしめつけられるような痛みが起きます。

《対応》

  • 長時間座位のことが多い人は、背筋を伸ばすなど適宜筋肉をほぐすようにする。
  • ぬるめのお風呂にゆっくり入ったり、首や肩をマッサージする。
  • ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を行うようにする。

頭痛について(Ⅱ) 片頭痛

慢性頭痛について詳しくお知らせします。
これからお話する頭痛に関しては、いずれも鍼灸治療の得意分野とするところが、
群発頭痛の患者さんが治療院においでになるころは少ないです。

慢性頭痛にもいくつかのタイプがあり、それぞれ痛み方や対処法が異なります。
また、一種類だけでなく複数のタイプの混合型の場合もあります。

①片頭痛

睡眠不足、雑踏・人ごみ、生理痛などの誘引により、血管が拡張して周囲の神経が引っ張られて
ズキン、ズキン脈とともに痛みが起きます。

《対応》    頭痛について

  • 過労やストレスを溜めないよう、こまめに気分転換をはかる。
  • 規則正しい生活を心がける。(睡眠不足・睡眠のとり過ぎに注意)
  • 頭部への直射日光を避ける。
  • 安静にして痛むところを指で軽くおさえたり、冷やしたりする。
  • コーヒーなどのカフェイン飲料が効くこともある。

 

頭痛について(Ⅰ)

頭痛には大きく分けると、症候性頭痛、慢性頭痛の2つがあり、次のようなものが挙げられます。

1.症候性頭痛

脳の病気やその他なんらかの病気が原因となって起こる頭痛

  • 脳血管障害による頭痛(脳腫瘍、くも膜下出血、脳梗塞など)
  • その他の全身の病気によって起こる頭痛 (副鼻腔炎、髄膜炎、側頭動脈炎など)

《対応》

脳血管障害の場合は命に関わる危険性が極めて高くなるので、
早急な救急処置を行うことが大切です。

2.慢性頭痛

慢性頭痛にもいくつかのタイプがあり、それぞれ痛み方や対処法が異なります。
また、一種類だけでなく複数のタイプの混合型の場合もあります。

*鍼灸治療の得意とするのは慢性頭痛です。慢性頭痛の詳しいお話は明日に続きます。

今週の予約状況(5/19~5/24) 歯周病に、ビタミンK

歯周病には、ビタミンkが大切です。

ビタミンK:歯周病の初期には、歯ぐきの炎症で腫れや出血がみられます。
ビタミンKは血液凝固因子の合成に働き出血を止めてくれます。不足すると骨にカルシウムが
十分取り込まれず、歯がもろくなるので、歯そう骨の健康維持にも不可欠です。
緑黄色野菜や納豆に多く含まれています。
また各種のビタミンには血行促進・出血予防の作用があるので、バランスよくとりましょう。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

今週の予約状況をお知らせ致します。

5/19 月曜日・・・午後予約可能です。
5/20  火曜日・・・予約不可能です。
5/21 水曜日・・・ 午前・午後予約可能です。
5/22   木曜日・・・午後予約可能です。(整膚も予約可能です。)
5/23 金曜日・・・午前・午後(3時まで) 予約可能です。
5/24 土曜日・・・休診です。(東北ボランティアに出かけます)

肩凝りがきつくなると歯や歯ぐきの調子が悪くなります。早目の鍼灸治療をおススメします。
ご連絡お待ちしております。

肥満や糖尿病にまでつながる、歯周病

今日は、歯周病について。
あなどるなかれ!歯周病は怖いですぞ!

歯周病も虫歯と同じ、細菌による感染症です。
歯の周囲に付着した細菌の集まりである歯垢が、歯肉と歯の間で毒素を出し歯ぐきに炎症を
起こします。炎症が進むと歯そう骨が破壊され、歯を支えきれなくなり抜け落ちます。

歯周病は口内の疾患だけでなく、心臓疾患・肺炎・肥満・糖尿病など全身の病気につながります。
歯周病菌の出す毒素は炎症部分から血液中に入り、肝臓に脂肪が沈着し肥満に結びつき、
メタボリックシンドロームの元にもなるのです。

歯周病の予防には正しい歯磨きが大切で、丁寧に磨く習慣をつけましょう。
また、定期的に歯科医で歯垢や歯石を取り除いてもらいましょう。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

健康な歯に大切な カルシウム

カルシウム
健康な歯の形成に欠かせないミネラルです。不足すると歯が弱くなり、虫歯発症
の原因になります。いわしの丸干しなど、骨ごと食べられる食品や乳製品に多く含まれます。
タンパク質やナトリウム、リンの過剰摂取はカルシウムの吸収を妨害するので注意しましょう。
効率よく利用するには、ビタミンDやマグネシウムが不足しないようにすることも大切です。

ことわざ健康法 ~ 柔き物も27度噛め ~
食事に時間をかけ、じっくり噛むことが健康にいいという教え。
ゆっくりした食事は、料理を味わえ、団欒を楽しむことができ、ストレスの解消にも役立ちます。
丸呑みや早食いは、胃腸の負担になるので禁物。
よく噛んで唾液と十分に混じりあった食べ物は、胃の消化液の作用を受けやすく吸収を助けます。
よく噛むためには丈夫で強い歯が必要。歯は全身の健康に大きく関わっています。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

しっかり噛んで、健康な歯

毎日、お世話になっている歯!
皆さんは大切にされていますか?歯は財産ですよ!
今日から数回に分けて歯の健康を考えましょう。

 

骨と共に、体の中で最も硬い組織である歯は、タンパク質、カルシウム、リンなどのミネラル成分
でできているため、ミネラルを溶かし虫歯の原因になる酸には弱い性質を持ちます。

唾液には、その酸を中和する作用と共に、軟らかい歯にミネラルを与えて強くしたり、酸によって
溶けかかった歯のエナメル質を補う「再石灰化」の働きがあります。
唾液の分泌は、噛むことで促され、プラーク(歯垢)を落とし食材の繊維が歯の表面をこすり磨く
という掃除作用もあります。
さらに胃の負担を軽くし、消化も助けてくれます。虫歯予防のためには、毎食後の丁寧な
ブラッシングと共に、よく噛んで食べることも大切なのです。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

50代 女性 股関節痛

以前から太極拳をされている方が、ちょっと頑張りすぎて左股関節を痛めました。
来院当初は歩くのも痛いくらいでしたが、 週に1度の鍼灸治療を数回施術したところ、
今では左股関節の深部に違和感がある程度になりました。

この方の股関節周りを良く観察してみると、左右で形が違い、左側が脇腹の辺りや
太腿の外側が右よりも張っています。
良くお話を聞いてみると、子どもの頃から右足に力が入りにくいらしく、靴下も右側
だけ回ってしまうとのこと。

このような状況から判断すると、今回の左股関節痛の近因は太極拳を頑張りすぎた
せいかもしれませんが、遠因はこの方の歩き方や立っている時の力の入れ方などに
原因があるのかもしれません。

このように身体に発症する痛みは 、意外に日常的な動きの積み重ねによることもよく
あるんですよ。

« 前ページへ 次ページへ »

ページの上部へ

Copyright © 2015 - 2025 鍼灸AOI All Rights Reserved.