- 女性にとって髪のトラブルは不愉快なものです。抜け毛、つやのない髪、白髪などさまざまな髪のトラブルがありますが、その中でも最もやっかいなのが脱毛症です。
東洋医学では、髪は「血余」といって「血」から作られると考えています。ですから髪のトラブルの多くは「血」の不足や、「血」の病気が原因します。また、髪は腎気の発するところであって、腎気の状態を反映します。生活の不摂生や精神的ストレスによって腎気をそこねると抜け毛が増えたり、白髪になります。
一方、現代医学には、髪の発育・成長は毛根部への十分な栄養補給とホルモンの作用によって行われると考えています。ですから毛根部の循環障害は髪のトラブルの原因になります。もちろん髪を清潔にしておくことはいうまでもありません。
髪のトラブルのツボは、頭皮の循環の改善と精神的ストレスの緩和、および「血」を補うよう体調を調えることを目的に選びます。
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- 基本穴 百会(ひゃくえ)、天柱(てんちゅう)、中脘(ちゅうかん)
- 補穴 太衝(たいしよう)
- ◎百会→頭てっぺんで左右の耳孔を結んだ線の中央。
◎天柱→首のうしろの髪のはえぎわで、2本の太い筋肉の外側のくぼみ。
◎中脘→みずおちとおへそを結んだ線の中央。
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- 治療の基本
- 百会にお灸(半米粒大)を5壮程度します。お灸が嫌いな人はツマヨウジ鍼で刺激してください。天柱をツマヨウジ鍼で刺激し、中脘もツマヨウジ鍼または温灸で刺激します。抜け毛やパサパサの髪が多い場合には、頭全体をツマヨウジ鍼で刺激します。小さな円形脱毛症は、脱毛部に小さなお灸をすえます。精神的に興奮状態(イライラやすぐカーッとなるような)が強ければ太衝(足のこうの親指と第2指の交わるところの前のくぼみ)にツマヨウジ鍼で刺激を加えます。
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- きれいな髪のワンポイント・ツボの療法
- つややかでしっとりした髪を作るには、頭皮の循環をよくすることがなによりです。耳の上、上天柱(天柱の指1本上)、眉の上の髪のはえぎわをブラッシング前に軽くタッピングしてください。
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